軍歌に見る日本精神⑥ | なにわのパピイのブログ

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雪の進軍

明治28年に永井健子と言う方が作られた軍歌でおます。

この軍歌も好きですねん~
たまらなく…



ネットでちょいと調べましたらね、


日清戦争に第二軍司令部付軍楽隊員として従軍した永井が、
威海衛の戦いで陸戦や海戦を見聞し、
また軍人の内面的生活に触れて、
その情景を忌憚なくスケッチしたのがこの歌である。

とあります。


たしかにこの軍歌を聴いてますとね、

在りし日の戦場での兵隊さん達の
生き生きとした姿が想像されます。

召集され兵隊となったけれど、
なんら特別じゃない私達のじいちゃん達の若かりし姿が…


以下歌詞でおます


雪の進軍

作詞、作曲:永井建子

1

雪の進軍  氷を踏んで    
どれが河やら  道さえ知れず
馬は斃(たお)れる  捨ててもおけず    ここは何処(いずく)ぞ 皆敵の国
ままよ大胆  一服やれば    
頼み少なや  煙草が二本

2

焼かぬ乾魚(ひもの)に半煮(はんに)え飯に    
なまじ生命(いのち)のあるそのうちは
こらえ切れない 寒さの焚火  
  煙(けむ)いはずだよ  
生木が燻(いぶ)る
渋い顔して  功名噺(ばなし)   
「すい」というのは  梅干一つ

3

着の身着のまま  気楽な臥(ふしど)    背嚢枕に  外套かぶりゃ
背(せな)の温(ぬく)みで  雪解けかかる    
夜具の黍殻(きびがら) しっぽり濡れて
結びかねたる  露営の夢を   
 月は冷たく  顔覗き込む

4

命捧げて  出てきた身ゆえ  
 死ぬる覚悟で  吶喊(とっかん)すれど
武運拙(つたな)く  討死にせねば    義理にからめた 恤兵真綿(じゅっぺいまわた)
そろりそろりと  頚(くび)締めかかる   
どうせ生かして還さぬ積り




当時の兵隊さん達に慕われた軍歌であったらしいですな。


私は2番の歌詞が特に好きでおます。


死を覚悟して支那の戦場に赴いた兵隊さん達ではありますが、
まだちゃんとこうして生きている証に
色々な事が気になるんですな…



焼かぬ干物
半煮え飯
こらえきれない寒さ
焚き火の煙がけぶい
酸っぱい
梅干し


なんかこの歌に出てくる歌詞は、
生きているから感じれる事ばかりなんですよね。


この軍歌を聴いて、
先人の苦労を思い…
私達の今を精一杯生きる事が
どれだけ大切な事か…を
知らしめてくれる
軍歌のひとつでおます。


諸外国、特に東アジアの三国からの過去の戦争責任云々とか、
首相の靖国神社参拝へのややこしい内政干渉などの
日本バッシングに臆することなく、
私達の先人英霊を卑しめることなく、
立派に日本国を守って戦った偉業を
正しく認識し、理解し、感謝することが、
今を生きる私達の務めでおます。

なんたってあなた!
日本人ですから~ぁ!


映画『八甲田山』にも劇中歌として使われたそうです。

勇ましさの中に、
日本人独特の繊細さ溢れる軍歌でおます。






ガールズ&パンツアーと言う
アニメにも使われたらしいです。
おっさん、勉強不足で知りませなんだ~





良かったら聴いてみてくんなはれ~



おおきに~(^^)