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ケーン'S 筋肉記

 ホーム・ジム「ケーン'S トレーニング・センター」
で日々鍛錬に励むケーンの筋肉主義的日記

 

 いよいよ明日は、近畿ベンチプレス選手権大会。

 

 昨年の同大会では、試合前に背中の筋肉を酷く傷めてしまったが、無理を押して強行出場。試技後はセコンドの肩を借りなければ立てなくなるほどの状態であった。 

 記録も150kgと、約18年ぶりの低記録に沈んでしまった。

 

 あれから1年。背中は完治したとは言い難いが、どうにか闘えるレベルにまで回復しつつある。

 

 つまり今回が復帰戦だ。

 果たしてどこまでやれるか分からないが、全力を尽くすのみ

 

 

 さあ、大会前1週間である今週も今週とて今週のトレ!

 まとめてアップ・ロードだ!

 

 9月8日(日)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 152.5kg*1

 155kg*1 ← シーズンベスト・タイ!

 157.5kg*1 ← シーズンベスト更新!

 160kg*0

 

 150kg*1

 150kg*1

 150kg*1

 150kg*1(以上、試合挙げ)

 

 127.5kg*3

 127.5kg*3(以上、足上げナロー止め有り)

 

 100kg*10(以上、試合挙げ)

 

スクワット

 60kg*20

 

 試合ルール1発挙げ練習、前週には歯が立たなかったシーズンベスト・タイの155kgを軽々成功! 続いてチャレンジした157.5kgも確実に差し切ってシーズンベスト更新せり!

 前の週まで、なんであれほど155kgで悪戦苦闘していたのか解らなくなるほどに好調であった!

 

 

 

 9月16日(月祝)

【全身トレ&ベンチプレスの日】

 

チンニング

 ワイドグリップ  自重*10

 

サイドレイズ

 15kg×2*16


コンセントレーションカール

 右 10kg*10

 左 10kg*10

 右 15kg*11

 左 15kg*11

 

クランチ

 30

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 125kg*3

 125kg*3

 125kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月17日(火)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 125kg*3

 125kg*3

 125kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月18日(水)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 125kg*2

 

 150kg*2

 150kg*2

 150kg*2

 150kg*2 ← セット・クリア! 

(以上、試合挙げ)

 

 127.5kg*3

 127.5kg*3(以上、足上げナロー止め挙げ)

 

 試合挙げ2発×4セット狙い、前週にクリアした147.5kgに続いて、今回は150kgをクリア! 自分でも信じられないほど順調だ。

 身体は異常なまでに疲れているのに、驚くほど調子が良い。

 

 

 

 9月19日(木)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 125kg*3

 125kg*3

 125kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月20日(金)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 160kg*1

 165kg*1

 170kg*1 ← シーズンベスト更新!

(以上、尻上げOKブリッジ挙げ)

 

 前々週に更新した、尻上げフォームのシーズンベストをまたも更新して、ついに170kgに成功! 

 尻上げフォームと言えど、この重量を差せたのは何ヵ月ぶりか(あるいは何年ぶりか)憶えていないほどに久々だ。

 

 

 

 9月21日(土)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 以上!

 

 大会本番を控えた1週間にしては、いささかハードに過ぎようかとも思える鍛練内容であった。

 しかしながら筋出力が上向いてきており、たった1週間のあいだにシーズンベスト更新が2回、セット・クリアが1回と、その好調っぷりは自分でも驚くほど。

 

 明日の近畿大会では、自分自身どこまでやれるかという不安感もあるが、ひじょうに楽しみでもある。

 

 それでは、行ってきます!

 

 

 週7日のベンチプレス鍛練、続行中!

 

 そろそろ身体が順応してきても良い頃だと思うのだが、これが中々にキツい。 一向に慣れる様子がない。

 疲労のあまり、仕事中にも寝落ちしてしまいそうなほどだ。

 

 

 そこで思い出したのだけれど、かつて俺が勤めていた職場で、休憩時間に後輩が中華スープを手作りして振る舞ってくれたことがあった。

 粉末の鶏ガラスープや醤油、ごま油、コショウなどを使って、あとは刻みネギを浮かべたという簡素なものであったが、これがバツグンに旨かった。

 

 じつはその後輩というのが、のちに俺をラーメン食べ歩きの趣味に引きずり込むことになる「ラーメン師匠」なのである。

 

 俺が中華スープを頂き終えたところで、ラーメン師匠が。

 

 ラ師匠「すいません、ケーンさん」

 

 ケーン「ん? なに?」

 

 ラ師匠「さっきの中華スープなんですけど。 使ったごま油がちょっと古くて、消費期限を過ぎてました」

 

 ケーン「な、なにー! …そう言われてみれば、胃がムカムカして来た。 なんか吐きそうな気もする…」

 

 ラ師匠「何ゆうてますねん! つい今まで『旨かった、旨かった』ゆうてましたやん! 油が古いと分かった途端にそんなこと言い出して…。 どんだけ自己暗示に掛かりやすいねん!」

 

 ケーン「そう言われたら、そうやな。 ワッハッハッハ!

 

 というようなバカバカしい会話をしたことであった。

 

 

 うむ。

 そんなわけで、もしかしたら俺が今、ひどい疲労感に苛まれているのも、「週に7回もベンチプレス鍛練を敢行しているのだから、疲れているに違いない」という自己暗示に掛かっているだけなのかも知れない。

 

 だとしたら、このままのペースで鍛練を続行しても、きっと問題あるまい。 

 

 上の画像、向かって左がラーメン師匠。 向かって右のベッピンさんが師匠夫人。

 かつての後輩も今や本社で出世しており、ヘッポコ先輩は蔭ながら応援するばかり。

 

 

 さあ、気のせいに過ぎない疲労を引きずっていても仕方がない。

 今週も今週とて今週のトレ! まとめてアップ・ロードだ!

 

 

 9月8日(日)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 152.5kg*1

 155kg*0

 

 147.5kg*1

 150kg*1

 152.5kg*1

 155kg*0(以上、試合挙げ)

 

 125kg*4

 125kg*4 ← セット・クリア!

(以上、足上げナロー止め有り)

 

 100kg*10(以上、試合挙げ)

 

スクワット

 60kg*20

 

 試合ルール1発挙げ練習、シーズンベスト・タイの155kgに2度挑むも撃沈。。。

 しかしながら、足上げ&ナローグリップ&胸止め有りの125kg*4発×2セットは完全クリア! 次回からは127.5kgでセットを組む!

 

 

 

 9月9日(月)

【全身トレ&ベンチプレスの日】

 

チンニング

 ワイドグリップ  自重*10

 

サイドレイズ

 15kg×2*15


コンセントレーションカール

 右 10kg*10

 左 10kg*10

 右 15kg*10

 左 15kg*10

 

クランチ

 30

 

ベンチプレス

 60kg*6

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月10日(火)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月11日(水)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 125kg*2

 

 147.5kg*2

 147.5kg*2

 147.5kg*2

 147.5kg*2 ← セット・クリア! 

(以上、試合挙げ)

 

 127.5kg*3

 127.5kg*3(以上、足上げナロー止め挙げ)

 

 試合挙げ2発×4セット狙い、ここまで1ヵ月以上も足踏みしていたのだが、ここへ来て一気にセット・クリア! 次回からいよいよ150kgでセットを組む!

 

 

 

 9月12日(木)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月13日(金)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 160kg*1

 165kg*1

 167.5kg*1 ← シーズンベスト・タイ!

 170kg*0(以上、尻上げOKブリッジ挙げ)

 前週に差し切った、尻上げフォームのシーズンベスト167.5kgを今回も成功! 前回よりも少し粘つくように重く、もしかしたら疲労のせいかも知れぬ。

 170kgにも挑んでみたが、これは歯が立たず。

 

 

 

 9月14日(土)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 以上!

 

 

 この週は体感する疲労度が半端ではなかったが、セット・クリアが2回、1発挙げのシーズンベスト・タイが1回と、極めて好調であった。

 週7回のエブリベンチの効果が早くも顕われ始めたか。

 

 はたまた、自己暗示に掛かりやすい俺のことゆえ、「これほど頑張っているのだから、チカラも出るはずだ」という思い込みが、パワーの源になっているのか…。

 

 

 前回のブログ記事に書いたとおり、週7回のベンチプレス鍛練を継続中だ。

 なぜそんな無茶をしているのかと言えば、前回にも書いたが、これまでに実践していないトレーニング方法として、毎日ベンチプレスをするくらいしか思いつかないのだ。

 

 ところで、話は急に逸れるけれど、生まれたての赤ん坊は腕と脚の太さがほぼ同じである。骨もきっと同じ太さだろう。

 それが遺伝子の命ずるところにしたがって二足歩行を始め、それを続けてゆくうちに、脚はみるみる太く強くなり、その根元の尻にも大きな筋肉が養われてゆく。

 つまり毎日毎日負荷を掛け続けることで、その部分は劇的に強化されるということだ。

 

 ならばベンチプレスに関しても、日々体重と同じか、それより少し重い程度の負荷を掛け続ければ、いつしか腕は脚のごとく太くなり、大胸筋はケツのように丸々と盛り上がりを見せるに違いあるまい。 そうなればベンチプレスでも、レッグプレス並の高重量が扱えるようになろうと言うものだ。

 

 と、ここまではケーン流エブリベンチ理論。バカバカしいと言えば、まことにバカバカしい。 

 

 

 次に紹介するのは、一般的に言われているエブリベンチの効果だ。

 それは「毎日同じ動作を繰り返すことによって、ベンチプレスが上手くなる」というもの。

 言うなればベンチプレスをスポーツ競技として捉え、その技術練習の頻度を上げてゆきましょう、ということだ。

 なので、毎日のトレーニングを高強度で行なう必要はなく、技術練習の日は、MAX重量の70~75%ほどの負荷で5reps×5セットもやれば良いらしい。

 また、蓄積疲労を抜くために週1~2日はOFF日を設けるのが一般的のようだ。

 

 

 だが、ケーン流理論では、エブリベンチにOFFは要らない。

 歩き始めた幼児が「疲れを溜めないために歩かない日を作る」なんてことはしないだろうし、むしろそんなことをしたら、せっかく強くなりつつある脚が萎えてしまうのではあるまいか。

 ということで我が鍛練としては、筋力強化の日が週3回、日常的な負荷(120kg*3reps×3set 程度)を与える日が週4回、というルーティンでベンチプレスを継続してゆこうと思う。

 

 

 それにしても、今は毎日のベンチプレスにカラダが適応できていないせいだろう、日々の疲労感が尋常ではない。

 もしかしたら歩き始めたばかりの幼児も、慣れないうちは、とても疲れているのかも知れんな。

 

 

 

 前々回のブログ記事に書いたとおり、この1年間、まったくベンチプレスの記録が伸びていない。

 我が鍛練の何が悪いのか、来たるべき近畿ベンチプレス選手権大会を終えてからじっくりと検証しよう、と記した。

 

 しかしながら、このまま同じ事を繰り返していても、良くて現状維持だ。ヘタをすればズルズルと不調の波に飲み込まれてゆきかねない。

 やはり、我が鍛練に何らかの革命を起こさなければなるまい。

 

 そこで現在の週4回のベンチプレス稽古がダメならば、回復を促すべく週2~3回に頻度を落とすべきかとも考えたのだが、ここはあえて週7回の鍛練に身を投じることにした。

 

 週4ベンチでも疲労感は結構なものなので、週7ともなれば相当な覚悟が必要だ。

 

 だが、週5回や週6回のベンチプレス鍛練はもちろんのこと、サイクルトレーニングや、HPSトレーニング、ハイスピード・トレーニングなど、これまでに出来ることは全て試してきたつもりだ(パートナーの存在を必要とするフォースドレップス法やハードマルチパウンテッジ法、あるいは新たな器具を必要とする方法は別として)。

 もうやっていないトレーニング方法は、週7回のエブリベンチしか残っていないというのが正直なところ。

 

 週7ベンチを行なうべき理論的な裏付けは次回以降のブログ記事に書くとして、まずは今週も今週とて今週のトレ!

 週7ベンチのトレ内容、まとめてアップ・ロードだ!

 

 

 

 9月1日(日)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 60kg*6

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 150kg*1

 152.5kg*1

 

 150kg*1

 150kg*1

 150kg*1

 150kg*1(以上、試合挙げ)

 

 125kg*3

 125kg*3(以上、足上げナロー止め有り)

 

 100kg*10(以上、試合挙げ)

 

スクワット

 60kg*20

 

 

 

 9月2日(月)

【全身トレ&ベンチプレスの日】

 

チンニング

 ワイドグリップ  自重*11

 

サイドレイズ

 10kg×2*10

 20kg×2*9


コンセントレーションカール

 右 10kg*10

 左 10kg*10

 右 15kg*10

 左 15kg*10

 

クランチ

 30

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月3日(火)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月4日(水)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 60kg*6

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 125kg*2

 

 147.5kg*2 ← この重量の2発挙げは今季初!

 147.5kg*1

 147.5kg*1

 147.5kg*1(以上、試合挙げ)

 

 125kg*3

 125kg*3(以上、足上げナロー止め挙げ)

 

 

 

 9月5日(木)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 

 9月6日(金)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 60kg*6

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*1

 140kg*1

 155kg*1

 162.5kg*1

 165kg*1

 167.5kg*1 ← シーズンベスト更新!

(以上、尻上げOKブリッジ挙げ)

 

 

 9月7日(土)

【ベンチプレスの日】

 

ベンチプレス

 60kg*6

 80kg*6

 100kg*6

 

 120kg*3

 120kg*3

 120kg*3(以上、試合挙げ)

 

 

 以上、なんとか週7ベンチを、まずは1週間完遂!

 ただ、疲労感は予想以上だ。

 

 こんなの、これ以上続けられるのかな。。。?

 

 

 記録的な暑さを記録した今年の8月。

 まるでオーブンレンジの中にいるような外気であったが、さような苛烈な環境においてもラーメン食べ歩きはやめられない。

 それでは8月分のラーメン・レポ、いってみよう!

 

 

 8月3日(土)。

 気温37度という猛暑の中、愛馬ハーレー・ダビッドソン「キング号」を駆り、ラーメン屋さんへレッツゴー!

 

 「らーめん一作 門真店」(大阪府門真市宮前町12-12)。京阪本線「萱島」駅から南へ約1km、国道163号線の東向き車線沿い、パチンコ屋さん「テキサス」敷地内に店舗を構える。

 この「一作」、超濃厚な鶏パイタンが売りで、そのスープの濃度や粘度は、あの「天下一品」すらも凌駕すると言われるほど。

 

 時折このコッテリラーメンを食べたくなり、幾度も訪れている。 

 

 入店し、「チャーシューらーめん」(1,320円)を注文だ。

 ほどなくしてラーメン登場!

 茶濁したスープに、具は薄手のチャーシュー5枚、メンマ、刻みネギ。

 チャーシューは箸で持ち上げようとすると、崩れるほど柔らかく煮込まれている。

 

 この超ドロドロスープがクセになるぜ! カウンター備付けの唐辛子みそ、ニンニク唐辛子などで味変が可能だ。

 

 中太ストレート麺が、このドロドロスープをしっかりと持ち上げてくれる。

 スープの濃厚さのおかげで、じつに食べ応えのある1杯となっている。

【今年のラーメン 26杯目 ☆4.0】

 

 

 

 8月6日(火)。

 有給休暇を取得し、ラーメンを食べにGO! 食べ歩きの友は、むろん愛馬「キング号」だ。

 せっかく平日に休みが取れたので、休日であれば長い行列につくことを覚悟しなければならないような人気店にゆこう。

 

「ラーメン まるイ 十二番丁店」(和歌山市十二番丁87)。 実際の屋号は丸印の中にカタカナの「イ」という意匠となっている。

 JR紀勢本線および南海本線の「和歌山市」駅から南東に約700mのあたり、ビルの1階に店舗を構える。 店舗前に2台分ほどの駐車スペース有り。

 週末ともなれば多くのお客が行列を成す人気店だ。 あまりの行列に並ぶことさえためらわれた過去もあり、初訪である。

 

 近隣に提携コインパーキングがあり、「まるイ」さんで100円割引チケットが貰えることを事前に調べておいたので、「キング号」はこちらへ駐めておいた。

 監視カメラ付きのパーキングメーター式の駐車場で、ちゃんと二輪車でも反応してくれる。 画像の左上に遠くそびえるのは和歌山城だ。

 

 しばしの並びののち入店し、カウンター席に陣取る。

 注文は「チャーシューメン」(単品990円)にライスと漬け物が付いた「チャーシューセット」(1,000円)だ。 平日限定のセットメニューなのだが、ラーメンにプラス10円でライスが付いてくるとは、なんともお得感のあるメニューである。

 

 ほどなくしてチャーシューセット登場!

 麺もスープも、全てが大量のネギに埋もれてしまい、その姿を見ることが出来ない。 これが「まるイ」名物のラーメンで、注文時にネギの量を聞かれた際に「普通」と答えると、この量が盛られてくるのだ。

 なんでもこのネギ、九条ネギの一種である「緑宝黒ネギ」という品種らしい。

 

 麺は固めに茹でられた、歯切れの良い中細ストレート。 この麺は非常に好みだ。

 

 スープは粘度のある醤油豚骨で、その濃度はライトヘビー級といったところか。

 この濃いスープと、ネギの鮮烈な味わいとシャキシャキした歯応えが、とてもよくマッチしている。

 

 じつはこのお店、ラーメン専門雑誌などで取り上げられることも多く、ずいぶん前から知っていたのだが、多量のネギをブチ込むことで奇をてらい、それが話題になっているだけのキワモノのお店ではあるまいか、と思っていた。

 ところが実際に味わってみると、これが相当にウマい。

 

 あとから知ったのだが、ミシュランガイド和歌山にも掲載されたことがあるらしく、それもなるほどと頷ける実力店であった。

【今年のラーメン 27杯目 ☆4.0】

 

 

 

 8月13日(火)。

 予想最高気温が38度という猛暑の中、愛馬「キング号」に跨がりラーメンを食べにGO!

 

 奈良県天理市。 天理駅前には90分まで無料のパーキングがあり、「キング号」はそちらへ停めておく。

 あまりの暑さに人影もまばらだ。

 

  「らぁ麺 せんいち」(奈良県天理市川原城町801)。JR桜井線&近鉄天理線「天理」駅から南へ100mほどの辺りに立地。 駐車場は備えていないが、先に書いたとおり駅前に無料の駐車場があるので問題ナシ。

 このお店、埼玉県の超有名店で修行を積んだ店主が営んでおり、素晴らしく完成度の高いラーメンを提供していると聞いて訪れてみた。

 むろん初訪ナリ。

 

 入口スグの券売機にて「特製醤油らぁ麺」(1,200円)をチョイスし、カウンター席に着く。

 ほどなくしてラーメン登場!

 濃褐色のスープが目を引く。 具は、レア気味のチャーシュー3枚、小振りのバラチャーシュー1枚、鶏チャーシュー1枚、煮玉子、海苔、メンマ、刻みネギが載る。

 

 麺は滑らかな口当たりの細ストレート。

 

 スープをひと口すすると、醤油のカエシがガツンと効いており強いファーストインパクを感じるが、角は立っておらず、鶏の旨味と醤油の香りが重奏的に口の中で膨らむ。

 

 チャーシューのコンディションは良く、メンマにはしっかり出汁が染みているなど細かいところまで手が行き届いている。

 まさに王道の濃口醤油ラーメンとして、見事な出来映えの1杯だ。

【今年のラーメン 28杯目 ☆4.0】

 

 

 

 8月30日(金)。

 この日は所用のため有給休暇を取得していたので、昼食を頂きに近所のイオンモールへ。

「ラーメン ギャラクシー」(堺市北区東浅香山町4-1-12 イオンモール堺北花田3Fフードコート)。最近物凄い勢いで店舗を展開し続ける某有名店系列のお店で、今年の3月にオープンしたばかり。近所に有りながら初訪問だ。

 カウンターで、もっとも代表的なメニューであろう「ラーメンギャラクシー」(850円)に「とろーり煮卵」(130円)をトッピングして注文だ。呼出ベルを受け取る。

 

 しばしの待ちの後、ベルが鳴り、ラーメンを受け取りに。

 澄んだ醤油スープに、薄手ながらも大判のチャーシュー、穂先メンマ、白髪ネギ、カイワレ、そして有料トッピングの煮卵が載っている。

 

 全粒粉配合の中細ストレート麺は、ツルリと滑らかな表面にしっかりとしたコシ。

 

 スープをひとくち啜ると、初めにほのかな甘さが。

 それを追って、次に煮干しの香り…というか匂い…というか臭みが。メニューには「瀬戸内海の鮮度の高い煮干しを合わせた」と書いてあったが、とても鮮度の高さを感じられるものではない。。。

 これまでに幾度も煮干しベースのラーメンは頂いてきたが、正直に言って、これほど生臭いスープは初めてだ。煮干しそのものの鮮度が悪いのか、下処理がよほどマズいのか、それとも煮干しの保管方法に問題があるのかは定かではないが、この臭みがラーメン全てを駄目にしてしまっている。

 

 お店の人は、このラーメンを実際に食べたうえで、本当にこれが美味しいと思って提供しているのか、はなはだ疑問である。

 

【今年のラーメン 29杯目 ☆1.0】

 

 

 

 なお、記事の内容におけるラーメンに対する感想や評価などは訪問当時における、あくまでも俺個人の嗜好に基づくものであり、お店や商品の価値を決めつけるものではないことを付け加えておきます。

 

 さあ、次はどこへ行こうかな!