日曜日は関内で行われたステップの高校ガイダンスに参加してきましたニコニコ

同じ会場で3部制だったため、参加された方もいらっしゃったかもしれません。




昨年も他の会場で行われたガイダンスに参加したことがあります。

ただ、その時は面接ありの公立入試のデータでしたし、ます坊は1校も文化祭・説明会等に参加したことがなく、「高校の雰囲気や難易度が分かれば」という気持ちで行きました。

そのため、ます坊も明らかに集中して話を聞いていない様子…真顔




今回のガイダンスは2024年の入試のデータ(ステップ調べ)に沿って行われた内容でしたので、参考になりました。

記録として残したいと思います。




  入試分析

・内申点(最大値135)

100以下の内申でも合格している人、130以上の内申でも不合格の人がいる(重点校)

(重点校レベルだと合格者と不合格者の内申平均は1前後しか差がない)

やはり内申のみでは合否の判断は難しい




・観点別評価(最大値27)

観点別24の生徒が27の生徒を逆転するには学力検査もしくは特色検査で+二桁点取る必要がある

(特色検査の配点により差あり)

観点別が低い生徒は1次選考勝負

学力検査+特色検査で高得点を取る必要あり




・特色検査

2024年の入試において合否で一番点差がついたのはやはり特色


横浜翠嵐高校

内申300:学力検査700:特色検査300

1次選考は5科は1.4倍、特色は3倍で計算


川和高校

内申400:学力検査600:特色検査100

1次選考は5科は1.2倍、特色は1倍で計算


上位の高校は特色検査が200点300点換算の学校が多いため、特色検査で一気に差がつく




・合格ライン分析

例)X高校

450点以上(学力+特色素点)

内申点・観点別に関わらず全員合格ゾーン

449~400点(学力+特色素点)

合否混在ゾーン

399点以下(学力+特色素点)

不合格ゾーン


まずは全員合格ゾーンに入れる点数を目指す

→学力検査+特色検査が合格の原動力


合否混在ゾーンはボーダー付近では内申の影響が大きくなる

→倍率が高い程合否混在ゾーンが広がる


高校によりS2値の配点が異なるため注意!


※2024年公立入試配点



例えば横浜翠嵐高校の場合、1次選考では

学力:特色=700:300

に対し、2次選考では

学力:特色=800:200になります

そうなると、

1次選考…学力1.4倍・特色3倍

2次選考…学力1.6倍・特色2倍

で計算されます






ちなみに2024年の入試の出題比率は以下の通りだったそうです下矢印





以前2023年の比率をブログに記載しました



それと比較すると、2024年は中3理社の範囲の出題が多くなったように感じました。

中3理社の範囲は中1・中2の範囲と比較すると反復して勉強する時間がどうしても少なくなります。

2025年はどういった比率になるかは読めませんが、2024年の入試の出題比率を見ると、中3の範囲も反復学習し、しっかりマスターする必要があると感じました。