前回のブログの続きです
高校の文理選択は大まかに3つの高校に分かれます
①高2で文系理系に分かれる学校
②高3で文系理系に分かれる高校
③文系理系に完全に分けず、選択科目で入試で使う教科を選択する高校
この中で割合として一番多いのは①です。
そうなると、高校1年の秋~冬辺りで文理選択をしないといけません。
前々回のブログで文理選択に関する内容を書きました。
私もます坊と同様、中3の時は将来なりたい職業はもちろん、文系理系どちらかも決まっていませんでした
大昔の話ですが、読んでいただけますと嬉しいです
私は英語教育に力を入れている女子校に通っていました。
私自身は英語を得意な方と思っていたのですが、上には上が沢山います。
私の高校も高2で文系理系分かれるため、そこで「どちらにしようか…」と考えました。
元々中学ですごく尊敬している社会の先生がおり、歴史が好きでした。
高校では授業が分かりやすい日本史の先生に出会いました。
私はぼんやりと「大学で日本史の知識をもっと深めるのもいいか」と思い、文系を選ぶことにしました。
リケジョも昔より増えていますが、私の高校時代はまだまだ少なく、文系を選択した人が多かったです。
(従姉妹はその時点で別の女子高から工学部に進学していましたが、理系クラスの女子は本当に少なかったそうです)
高2になり、履修する教科は圧倒的に文系科目が多くなりました。
日本史は相変わらず面白い。
そんな日々でしたが、ふと「もし文学部史学科に行ったとして、どんな職業に就けるのだろう」と考え、調べました。
当時はやっとパソコンが流通し出した時代で、そこまで情報量は多くありません。
歴史を活かせる仕事…
教師・図書館司書・学芸員
と出てきました。
もちろん全て立派な職業ですが、私自身がなりたい職業ではないように思いました。
その時は歴史以外に興味のある文系学部はありませんでした。
「あれ?文系を選んでよかったのか?」と思い始め…。
学びたいものでなく、将来やりたい仕事…
そこで初めて長く使える資格を取ることを考え始めます。
身内に薬剤師がいるため、色々話を聞き、薬学部に行くことを検討し始めました。
高3になってすぐに担任の先生(前述の日本史の先生です)に相談したところ、「大変だけど、大丈夫ですか?履修していないものも受験で必要でしょう?」とあまりいい顔はされませんでした。
そう、薬学部の入試はバリバリ理系科目ではありませんが、英語と化学全般と数学Ⅱ・Bまで。
数学で一部、学習していない部分がありました。
そのため、高1の時の数学の先生にお願いして、時間がある時に補習していただいたり、個別の塾にも通ったりしました。
しかし、高校の通常の授業は国英社メインで、数学の授業はなし。
数学がずっと足を引っ張ることとなり、実家から通える大学を何校か受験しましたが、高3冬はどこの結果も残念…。
高校卒業後は予備校で同じく薬学部を目指す人達と猛勉強し、一浪の末複数校に合格しました。
予備校に通い始めたばかりの頃は知り合いは1人もおらず…
誰と話すこともなく、とにかく勉強していました
合格後、高校に報告に行きました。
担任だった先生には「正直合格するとは思っていなかった。ごめんな。」と言われました。
もちろん大学で日本史を学んでから、歴史と全く関連のない職業に就くという選択肢もあったと思います。
将来のことを全く考えていなかったため、私の高校時代は上記のようになってしまいましたが、せめて高1の早い段階で、文理選択のことをしっかり考えるべきだったと反省しました…。
次回、まとめです
長文お読みいただき、ありがとうございました