2月末、テモゾロミド6クール目が始まりました。

事前の血液検査の結果は相変わらずです。

相変わらずリンパ球の値は低いですが、その他は特に問題なしです。

ただ少し好中球の値が下がってきたような?


好中球が下がりすぎると減薬や休薬になるのでそれは嫌だなと思う一方、

好中球/リンパ球が高いと身体が炎症反応に傾いている証拠だからよくない、

みたいな話もあるので、なんともいえないですね。



テモゾロミドはやはり飲み始めて3日目くらいからなんとなく倦怠感があってしんどいようです。

が、服用期間が終わればなんともなくなるので耐えられるようです。

これ以上ひどくならなければよいのですが。

テモゾロミド服用が長引くと副作用がしんどくなるみたいな人もいるみたいなので。



6クール目はそんな感じで終わったのですが、

服用期間中に悲しいニュースがありました。


sumikaのギター 黒田隼之介さんの訃報です。

享年34歳とのことです。



sumikaは妻が大好きなバンドです。

コロナ前には一緒にライブに行ったこともあります。

自分たちの結婚式にもsumikaの曲をたくさん使わせて頂きました。



コロナが終わったら、

体調が落ち着いたら、

子育てが一段落したら、

またライブに行きたいねと言ってました。



死因は明らかにはされてませんが、

持病があったという話もなく、

本当に、突然の訃報に言葉を失いました。



バンドは生ものだからとはよく言ったものです。

これまでも好きなバンドのメンバーが脱退したということはあったのですが、

そんなレベルの話ではないですね。




癌で死ぬのは自分も周囲も死ぬ準備ができてるからありがたい


そんな言葉を最近どこかで見た記憶があります。


癌で死ぬのと急死するのどっちが良いかという無意味な比較をしたいわけではないです。

癌だろうとなんだろうと生きている限り、まだ周囲の人は希望を持つ余地があるのですが、

死んでしまったら、もう生き返る希望を持つことすらできないんだなと感じたのです。

もう2度と黒田さんのいるsumikaのライブに行くことはできないんだなと。



バンドの1ファンである自分たちですら大きなショックを受けたのですから、

バンドメンバーや関係者の皆様、家族の方々の悲しみは言葉では言い表わせられないと思います。

心よりお悔やみを申し上げます。




もう一つ思ったことは、

月並みですが、

楽しみは先延ばしにしてはいけないということですね。

妻もいつどうなるかわかりません。

行きたいところ、やりたいことは先延ばしせずに何でもやりたいなと改めて思いました。




そういえば年始に、今年の目標は?と妻に聞かれた時にこう答えました。

死ぬほど遊ぶ、と。


遊びまくれるくらい妻が元気でありますように、という思いもあってそう答えたのですが、

2人とも育休で比較的時間があるのは人生で今だけでしょうし、海外でも何でもいけるとこは行きたいなーと思います。