前回のブログの続きです。
まさかのICUベッドでの休憩から診察室へ戻るとまもなく担当医の先生がやってきて、手術の説明をしてもらえました。
・今日の夕方から手術をする。前の手術が終わってから開始するので何時頃になるかはわからない。
・手術時間は4時間程度の見込み。昨日同様に終わったら電話で連絡する。
・昨日は後頭部から頭蓋骨を開いたが、今日は前側から開く。脳室へチューブを通して溜まっている脊髄液の通り道を作る予定。
・術後はまたICUに戻って様子を見る。昨日の手術部位の腫れが引けば水頭症の恐れもなくなるので、恐らく数日でチューブは取れる。その間は頭からチューブが出っ放しになる。
・腫瘍については今病理検査に回っており、正式な結果が出るのは2週間ほどかかる。
・結果が出るまでは特にできることはないし、水頭症の症状もうまくいけば治まっているはず。
だいたい以上のような内容でした。
昨日の手術に比べれば淡々としていた印象があります。腫瘍ができた場所によって技量の変わる摘出手術と違って、脳室にチューブを入れるだけの手術の方が簡単なのかな?と感じました。もちろん頭蓋骨を開くのですから簡単な手術なわけはないのですが。
最後に義両親が1人ずつ妻に会って声をかけて、みんなで帰宅しました。
妻は涙ぐむ場面もありましたが、また頑張ると言ってくれていたようです。
帰宅後は自宅でゆっくりしていました。
前のブログでも書きましたが、娘のおかげで変に落ち込んだら緊張することなく、比較的リラックスに過ごせました。早く妻に元気になってもらって娘を抱っこさせてあげたいとずっと思っていました。
昨日と同じく夜になって病院から電話があり、無事に手術が終わったと言われました。
すでにICUに戻って様子を見ており、今のところ経過は順調とのことです。
次の動きとしては数日後にICUから一般病棟に戻る際に連絡するので、入院の荷物をまた持ってきてほしいということでした。
以上の内容をまた義両親に電話で伝えて、その日は寝ました。
夜中に子供に2回ほど起こされた時にスマホを確認しましたが、特に病院からの連絡もなく、いつも通りの朝を迎えました。