2022年も半分過ぎようとしているが、次のテーマへの意欲が湧かず停滞気味で申し訳ありません
やはり自分の身近な小河川をやり切ったという満足感があるからだろうか
そんな日々を過ごしながらも、やはり小水路は気にしながら生活していて
仕事柄車で西東京市周辺を廻るのだが、水路や水路敷付近を通るとついつい気になってしまう
そんな中で西東京市の向台地区を通っていた際に
かつて田無新田用水の流路があった、結構な規模の植木畑があった場所が大きく宅地開発されていた
田無新田用水の記事作成時、敷地外から植木畑の様子を見たが水路敷が残ってはいないようだったが・・・
写真 植木畑から変わった住宅地の外れ
畑の中の水路は放棄されると数十年で消滅しますが、開発されることで逆に水路敷が出現することがたまにあります
多分畑の時代から、地面に水路敷の土地を示す標識が埋めてあってそこだけ残ったのでしょう
新しくこの住宅街の住人になる方は、この隙間なんだろう?となるでしょうが
まだ畑の時代に流路を推定して作った田無新田用水の水路図は、寸分の狂いなくこの場所を通っており
この隙間は田無新田用水跡で間違いないでしょう
水路は手前ブロック塀の場所で消えていますが、推定路通りなら消えている場所で写真左側に折れていたはずです
尚、写真奥側が下流側になりますが、やはりブロック塀で水路は消えています
水路は直進していたはずで、さらに下流側では田無新田用水の水路跡が比較的残っている地域に繋がっています
簡単ですが、身近な水路のちょっとした変化をお伝えしました