「高校三年生というのは、今どういう歌になっているんだろう。
仕事をしながら感じた、そうしたらすっかりお客様の歌になってる。
ある世代の青春の塊の中のスタンダードナンバー。
で、たまたま俺は歌う側にいたという感じがした。
あっそうか、俺も単純にあの時代のあの青春の塊の中の一人だった。
だったら俺はその歌を歌えば良いんじゃないか。
俺はもう同世代の方しか向くのをよそう。
同世代の方しか向くのをよそうという事は、つまり同世代にしか通用しない歌い手で良い、という覚悟もいるわけだ。」
生涯現役というフェイドアウト。
一日でも長く一秒でも長く、
お客様のステージの前に立っていること
この番組の舟木さんの最後の言葉だ。








