生ハムとチーズの意外な関係 | 武蔵小山とすかーなのブログ

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「一日の中の限られた皆様のお食事の時間が、一日の中でもっとも楽しい時間であって欲しい。」

最近少しずつ暖かくなってきました。

雪国出身だからなのか

冬という季節がとても好き

小山店店長わたなべです!ヘ(゚∀゚*)ノ


今日はイタリア料理に欠かせない

生ハム(プロシュート)

チーズ(パルミジャーノ)

の意外な共生関係についてをひとつ。


「パルメザン」といえば

日本の食卓にもよくのぼる

粉チーズの名前ですが

これはプロセスチーズ(加工チーズ)をおろした安価なもので

本場イタリアの「パルミジャーノ」はまずまったくの別物。


限定された土地で

決められた材料

決められた製法で作られ

その中でも品質基準にクリアしたもののみが

「パルミジャーノ・レッジャーノ」

の名を冠するに至るのです。


さてその製造工程の中で

乳清(ホエー)という成分が残ります。

よくヨーグルトなんかを開けると

表面に分離している液体なんかがそうなんですが


これ、めっちゃ栄養価値高いんです。


豆腐に対するオカラをイメージすると分かりやすいでしょうか?


この乳清を

イタリア・パルマでは豚のエサとして再利用しているそうです。

その豚から生ハムが作られると・・・



イタリアの気候風土を思いっきり吸収した

爽やかかつ、味わい深い生ハムが誕生する!!


というわけです。


食材に対する愛情の深さを物語るエピソード

またちょっと、イタリアが好きになりました。( ̄▽+ ̄*)