秋晴れが続き、外乗日和です。
先日は、みなさんが外乗に行っている間、
牧場で留守番がてら放牧場の草刈りをしていました。
放牧場の周りをぐるっと青々とした草が茂っています。
馬が食べてくれたらいいのにと思いますが、ひとくくりに草といっても馬は選んで食べているようです。
こんな葉っぱが、放牧場の周りにたくさんあるのを見たことがありませんか?
そして、葉っぱをちぎって匂いを嗅いだことがある人はいませんか?
おそらく、とても臭かったと思います(笑)
調べてみると、「クサギ(臭木)」のようです。
漢字にするといかにも匂いがありそうな植物ですね(笑)
馬もこればっかりは、匂いがきついのか見向きもしません。
クサギの匂いを嗅いでみたい方は、ぜひ、葉っぱをちぎってみてくださいね!
きっと馬が食べない理由がわかると思います(笑)
そしてこちらも馬が食べない葉っぱ。
「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」。今は、赤紫の実がなっています。
これは、実から葉、根まで自然毒がありますので要注意。
動物は、本能的に食べないようですがあげないように注意しましょう。
草刈りがいつのまにか植物観察になっていました(笑)
そうこうしているといつのまにか、上からモアが見下ろしていました。
刈り取った草の山がおいしそうに見えたのか、なんだか物ほしそうな目線が、、、。
クサギやヨウシュヤマゴボウを刈っていくとその下から柔らかそうなクローバーや青々とした草が出てきました。
モアは、柵の間から顔を出して、まだまだ背の低い青草をついばんでいました。
牧場の周りにもいろんな植物があります。馬が食べない葉っぱ、食べる葉っぱ。
馬と同じ目線になって、里山を見渡すと、どんな草がおいしそうなのかわかるかもしれません。
秋晴れの下でのちいさな発見でした。