【かわら版インタビュー】~発達・障害児余暇活動サークル しょーとてんぱー~(1/2) | 武蔵野市市民活動かわら版のブログ

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武蔵野市市民活動推進課と協力して、武蔵野市の市民活動を楽しく元気にするグループです。

「しょーとてんぱーは、親子で友達づくりができて、気軽に遊びにこられる場所です。」


第12回 発達・障害児余暇活動サークル しょーとてんぱー
田中由佳(たなかゆか)さん
糟谷恵子(かすやけいこ)さん



(左)糟谷恵子さん(右)田中由佳さん(武蔵野プレイスにて)

聴き手:
活動のきっかけについて教えてください。

田中さん:
10年以上前、自分の子どもが重度の知的障がいの自閉症ということが分かり、子どもの障がいを軽くしたいという利己的な思いからの始まりでした。

色々調べていくうちに、NHK厚生文化事業団の「療育キャンプ」と、日本大学の学生サークル「るぴなす」に出会いました。そこから、活動を少しずつ始め、今に至っています。

今では、日本大学、東京学芸大学、亜細亜大学、東京女子大学などの学生さんがボランティアとして関わってくれています。

大学ごとに窓口の方がいて、募集をかけると、人を集めてくれます。周りが動いてくれる環境は本当にありがたく、ラッキーだと思います。

聴き手:

活動の内容について教えてください。

糟谷さん:
大きく2つの活動をしています。

一つは、自閉症など障がいを持つ子どもたちの余暇活動として、月に一度、30~40人で「お出かけ」をしています。電車に乗ったり、バスツアーをしたり、親は同行せず、子どもだけでボランティアさんと一緒に行動します。ユニークな被り物などを使って、子どもたちの注意を話し手に向け、何をするか分かるように配慮しています。

もう一つは、一般の方への発達障がいなどの理解や、実際に悩みを持つお母様たちへの啓発活動です。企画から担当者との打ち合わせ、当日の会場設営や受付など、自主的に多くの方が活動を盛り上げてくださっています。これも、活動とボランティア精神に皆さんが賛同してくださっている表れだと思います。

聴き手:
「お出かけ」活動の目的はどんなことなのでしょう?

田中さん:
少しでも多くの社会経験を子どもに積ませたいということもありますし、発達障がいのことを広く知ってもらいたいという思いも最近は強くなっています。

(1/2) 後半につづく