被災地ボランティア参加中の武蔵ノ青年レポート４２

今日は朝、テントにいる時に地震が起きました。アメリカの姉妹たちははじめて感じたらしく驚いていました。震度は２くらいなので、そこまで揺れなかったですが、この期間内に地震を感じられたのはよかったんじゃないかなと思いました。

そして、今日の活動はお庭の草取りでした。田村さん（70歳）の広いお庭に生えてきてしまった雑草をひたすら取りました。ただの草取りかと思いきや、ヘドロと土が混ざった状態の所に生えているので、根にヘドロがくっついてきます。ガラスや流れてきたと思われる色々な物も見つかりました。臭いも残ってます。姿を隠していてもヘドロはヘドロでした。
また、雑草達があまりにも立派に成長していてビックリしました。お向かいのおばさんによるとヘドロは肥料の働きもしてしまうらしく、田村さん以外のお宅でも雑草が今までになく成長してしまっているそうです。ヘドロは乾いて土に混ざると見ただけでは全くわからないので、目立つ瓦礫がなくなったら、もう終わったと思ってしまう人がほとんどなんだろなと思いました。

作業次第には慣れてきましたが、コミュニケーションなど些細なことでも難しく感じてしまうことがあります。アメリカの姉妹達に対してつい『やってあげる』という感覚になってしまいがちなので、『一緒にやる』というスタンスで声をかけあげられるように頑張ります。