今日は最終日の活動でした。 
私達の他に3つのグループが加わり、20人で活動しました。お宅は平屋だった為、全ての部屋が泥と散乱した物がぐちゃぐちゃになっていました。ボランティアが入るのは初めてだった為、今回は泥だしと家具出しが主でした。
ご夫婦は災害当時、津波が腰まできているところを歩いて近くの学校に逃げて助かったそうです。その間にも助からない人を何人も見たそうでした。海から1キロ以上離れているのにまさか津波がくるとは思わなかった…と言われていました。亡くなった人はみんなそうだと思いますと言われていました。お金も家も全て失う悲しみ、そこから生活を立て直そうとしていくこと、簡単ではないと思いました。 

休憩中に、他グループのお兄さんが私達のグループに来て交流しました。その方のグループは「悟空」という太鼓チームでした。お互いのことを話ながら教会のことも話し、自然に交流できる時間でした。そして活動後に太鼓を披露してくれるということになりました。

そして活動後に近所の方も集まり、ご夫婦の前で二曲演奏してくれました。感動に包まれ、被災者と支援者と心が1つになりました。ご夫婦が涙して喜んで下さり、本当にこのボランティアの価値を感じました。

そして、帰りに気づいたことでしたが…太鼓のチームは塩崎さんという家族と数人で来ていて、そのお父さんの従兄弟が名古屋の教区長さんだったということです。「統一教会なの?!早く言ってよ!」その場が一変し、急に距離が近くなりました。その教区長さんはとても証が立っていて、亡くなられたことを話しがら涙目なっていました。話を聞くと愛媛の方で教会関係のイベントでエンターテイメントとして何度も出ているようです。この出会いに本当に驚きました。  

昇華式にも参加されそうで、今は尾瀬いるんだ…と言われた時に、先日尾瀬の慰霊祭があったことを思いました。まだ食口ではありませんが、このご家族が導かれていることを改めて感じました。
最終日にふさわしく、感動の締めくくりになりました。 
ありがとうございました!