けれども、個々の技術革新や研究の進み方を、細かく見てみると、やはり数十年かかって研究をしているケースがほとんどです。ただ、情報の伝わり方が早くなった分早く感じるのでしょうか?
個々のとしましたが、個人個人の向上とか成長というものはどうでしょうか?
確かに、口伝式で技術の継承、企業の伝統の受け継ぎが行われていた時代から比べれば、新人教育、OJTなどと呼ばれ人材育成の速度も確かに早まってきたでしょう。
しかしながら、全ての人がそのスピードで成長できる訳ではなく、また個人の経験や努力により獲得する知識や技術には、個人差があり、そして、それには一定の時間がかかるものです。ですから、その為には理解と忍耐が必要な場合があります。
時間を無駄にするような怠惰な態度での獲得は、言うに及ばず難しいでしょう。だからと言って、一方的にプレッシャーをかけられて獲得できるものでもないでしょう。これには、教える側と教わる側の信頼関係の度合いによって大きな違いが出てくることもあるでしょう。
技術革新などは、マニュアルを見直すなど様々な方法で改善が図れるかもしれません。それと同じように、人材育成は簡単には進まないようですね。
この時期、新入社員にも少しずつ差が出てくるものです。スキルの向上にも、時間の経過と、教える側の忍耐と理解が大切になるでしょう。
今週の成長は、どうでしたか?もちろん自分自身の成長です。新入社員もベテランも、同じ時間を共有しています。私たちも常に成長を感じられるようになりたいですね。
では、また来週。