当院では歩行・動作をなぜ診るのか簡単にお話させて頂こうかと思います。

 

 

骨盤のズレや足の長さが違うなど気にされる患者さん多くいらっしゃいますが、そもそも人は左右対称には出来ていません

内蔵の大きさや内蔵のある場所が左右対称ではないように

顔の表情に左右差があるように

利き手・利き脚があるように

人の身体は左右対称ではないことが分かると思います。

 

痛みや身体の不調がない状態であれば骨盤がズレていたり、足の長さが違うことは大した問題ではないと私は思います。あまりにも筋肉の緊張や柔軟性の低下が起きていたり、各組織の損傷がある場合など、バランスが大きく崩れた際に痛みや身体への不調が出てきやすくなります

ポイントは左右対称ではないけど違いが出すぎるのはよくないよということです。

(大きく分けると左右だけでなく前後左右4分割で診ています)

 

 

 

そこで、バランスが崩れているかどうか診やすいのが歩行や動作となる訳です。

もちろん止まった状態での身体のバランスも診ていきますが、立った姿勢などは患者さんが誤魔化そうと思えばある程度誤魔化しがきいてしまいます。歩行や動作はなかなかすぐには変えられません。

身体が上手く使えない場合、歩行時に足を引きずったりがに股で歩いてみたり特徴的な歩き方になってきます。

 

その歩き方をヒントに施術をしていきます。

 

 

実際に来院された患者さん。

主症状は左膝の痛みで来院されました。

 

まず、①と②をなんとなく見比べてみましょう。

 

①の動画は動画撮影中に左膝の痛みが出ていることが分かると思います。

 

 

 

②の動画は①の撮影後1カ月後になります。

 

 

 

 

歩行がスムーズになってスピードが速くなっているように見えませんか?

 

②の動画の撮影時には左膝の痛みはなくなっていました。

 

歩行のどこをみているのか?どのような施術をしたのか?また次回書かせて頂きます。

 

まとめとしては、歩行・動作はクセが出やすいのでそれをヒントに施術してますよということでした。

 

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