稲穂俳句会 6月19日(水) 武蔵野市・本町コミセン
『老いの身や帰省は疾うに死語となり』 つよし(市川毅)
青春よ いずこ
「白シャツに正しき老いの背筋かな」宏治(池田宏治)
恍惚の人
「筍やあすにはぐんと伸びるらむ」りん太(川崎大八)
裏庭のぐいぐいと伸びる筍
「高気圧張り出す海や南風吹く」秋雲(川島隆慶)
夏来る
「梅雨の間の買物忙しそこここと」利男(塚川利男)
急げ!急げ!
「我が胸にメロスは住むや青嵐」房子【轟 房子】
人を信じる
「藪尾根の透ける若葉の濃き薄き」秀至(中島秀至)
コシアブラ
「ミサイルのアラート激震走り梅雨」正風(星田 正)
風雲急を告げる