第六十二章 ~おしぼり~ | 俺の恋した女は風俗嬢 ~私の値段は¥9,000~

俺の恋した女は風俗嬢 ~私の値段は¥9,000~

すべて実話のノンフィクションです。店名・個人名等はプライバシー保護の為すべて偽名です。






れいなの手には「おしぼり」が

5~6枚。

サービスする準備

サービスの後処理に使う


おしぼり」


今日はいらない。


サービスしてもらうつもりもないし

さっき違う店で

サービスしてもらって来たばっかりだ。


れいなに会う為に。





れいな『大丈夫~?』



開口一番『大丈夫~?』


 
俺『何が?』




何だこの始まり。




挨拶する訳でも無く慣れた感じ


というか心配されてる。



俺からすれば悩んで決断した

特別な入店だった。


れいなからすれば

指名で来た酔っぱらい来店

てなところだろうか。



ムードもへったくれも無い。



でも俺は大好きなれいなに

会えて嬉しかった。



れいな『トイレ込もってたから』


俺『大丈夫』


れいな『はい!これ!』


俺『何これ?』




れいなが缶のお茶を持って来てくれてた。




俺『ありがとう。何?なんで?』


れいな『トイレで吐いてたでしょ。』


俺『うん。』


れいな『大丈夫?』


俺『大丈夫。ちょっと飲みすぎた。』



俺はれいながくれたお茶を



ひとくち飲んだ。