オッス!


今日は成人の日ですね。


新成人の皆さん、おめでとうございます!!


僕の成人式は24年前。


月日が経つのは本当に早いです。



今までも親父から話を聞いたりNHKの「ファミリーヒストリー」でご先祖様をとりあげていただいたりして興味はあったんですが、年齢のせいなのか自分のルーツを知りたいという欲求が増してきて、このお正月に自分のルーツを、ご先祖様所縁の地を巡る旅に行って来ました!


特に思いを深めさせてくれたのは、親父から見せてもらった曾祖父が書いた「我が家の歩み」


色々なテレビ、メディアで扱っていただいたので、僕のご先祖様がアニメの一休さんに登場する蜷川新右衛門というのは知ってる方もおられるかもしれませんが、我が家の歩みによると遠き祖先は物部氏と書かれています。


日本建国当時の一人、饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)から出た物部氏、


歴史を研究する空手の後輩が色々と調べてくれ、


物部氏と関係の深い大阪、奈良、京都を巡ってきました。


この第一回は蜷川氏の祖である物部氏を代表する物部守屋(もののべのもりや)というご先祖様のお墓がある大阪府の八尾市です。


飛鳥時代、百済より仏教が伝わる大事件がおこり、それを弘めようとする蘇我稲目と、日本古来の神々を祀るべきと主張する物部尾輿の対立は次世代に引き継がれ、587年に蘇我馬子と物部守屋の戦争に発展します。
 

蘇我馬子と聖徳太子の連合軍に対して、優勢に戦っていましたが、激戦の末に物部守屋は討ち取られてしまいます。
 

戦場となった物部氏の拠点、大阪府八尾市の渋川を歩くと、守屋が射られた弓や鏑矢が埋められた塚などがあります。








実家から近いこんな場所で、当時ご先祖様が戦いをしていたなんて・・・


ここを一番始めに連れてきてくれた後輩に感謝です。


現場に来ることでリアルに歴史の流れが身体の中に入ってくるような感覚になって、頭のなかが歴史モードに切りかわりましたよ。




偉大な聖人として有名な聖徳太子と戦ったことで逆賊のイメージが強い物部守屋ですが、


実は、


そのお墓は全国の名だたる神社からの寄進による玉垣に守られているんです!!

















新しい時代の幕開けによって守屋は命を失いましたが、


1430年経った現代でも日本古来の神々を大切にしようとした魂が、感じられる場所でした。





ご先祖様を巡る旅日記


続きます!


武蔵