3月20日に挙行された千川中学校の卒業証書授与式と、3月25日に挙行された高松小学校の卒業証書授与式のそれぞれに出席してきました。
マイ母校であります千川中学校の卒業式の日は、あいにくの雨模様でした。
体育館で執り行われる式典の開式は午前10時ですが、毎回その20分前には、二階の多目的室ないし校長室に集合する事になっています。
普段は、自転車で向かう私ですが、この日は傘をさしながら、かつて私が通学していたコースをなぞりながら歩いていきました。
午前10時から始まった式典も、校長先生の式辞や私たち来賓の祝辞、そして在校生の送辞と続いていきますが、やがて卒業生の答辞でクライマックスを迎えます。
「輝くために」
「旅立ちの日に」
「仰げば尊し」
「蛍の光」
卒業生達は思い残すことがないように、といった気概で、それぞれの歌を口づさんでいるようでした。
こうして千中を巣立っていく、男子54名、女子49名、総計103名の生徒達ですが、その後の進路を見てみますと・・・・・・。
公立高校が、男子26名、女子も26名。
私立高校が、男子20名、女子18名。
定時制高校が、男子4名、女子1名。
通信制高校が、女子のみ2名。
高等専門学校が、男子のみ2名。
その他が、男子2名、女子も2名、という結果となっています。
それぞれが新しい境遇の中で、精一杯自分の立てた目標に向かって精進して欲しいと思います。
式典が終了すると、ひとまずもとの集合場所の控室に戻りましたが、卒業生を見送るべくそこを後にしました。
晴れていれば、校庭で卒業生をみんなで見送ることが出来たのですが、この日は、一階の廊下を利用して卒業生を見送ることとなりました。
その廊下では、親御さん達が自分の子供がいつ来るのか、カメラを手にして待っています。
私も卒業生を見送るべく、一階の保健室の前で陣取っていましたが・・・・・・、なかなか卒業生達が下りて来ません。
ようやく、やって来たとおもいきや・・・・・・。
そこには、先ほど式典で見せていた涙や緊張感に満ち満ちていた表情とはうって変わっての、朗らかで柔和な、とっても良い表情をしている卒業生達の・・・、一つの大きな区切りをつけたぞと言わんばかりの誇りを身にまとった卒業生達の・・・、自信に満ちた行進がありました。
マイ母校であります高松小学校の卒業式の日は、とっても良い天気に恵まれました。
これで桜が満開でしたら文句なしだったのですが、あいにくと蕾のままの状態といったところです。
高松小を巣立っていく、男子34名、女子37名、総計71名の児童達ですが、その後の進路を見てみますと・・・・・・。
千川中に、男子21名、女子17名。
公立中に、男子4名、女子9名。
国立ないし私立中に、男子9名、女子10名。
その他で、女子のみ1名、という結果になっています。
この国立中学校や私立中学校に行く児童が、男女で19名もいると言うのは驚きですね・・・・・・。
昨今の中・高一貫教育に対する、世間一般の高評価がもたらしたものでしょうか・・・・・・。
私自身は、当たり前のように千川中学校へ進みましたが・・・・・・。
在校生がこの日の為に作った紙花のアーチをくぐっていく卒業生達を見て、また、小学校の卒業式という義務教育課程の中の節目に出席させていただいて、あらためて公教育の原点の大切さを見つめ直せたように思います。
千川中と高松小の後輩たちに、幸多からんことを!!