お尻でボールをグリグリしていませんか?
お尻の下にボールを置いて、グリグリしている方いませんか?
「腰痛にいい」と聞いて続けている方も多いですが、実際には症状を悪化させて来院される方がとても増えています。
先日も腰痛で来院された方にお話を伺うと、「ボールでほぐすと一時的に楽になるから続けていたら、最近は歩くと足まで痛くなってきた」という状態でした。
なぜ一時的に楽になるのか?
理由はシンプルです。
触る・温める・軽く押すといった刺激が加わることで、痛みの信号が脊髄でブロックされます。さらに脳が反応し、内因性オピオイド(体の中の痛み止め)が分泌されることで、痛みの感じ方が弱くなります。
つまり、治っているのではなく「感じにくくなっているだけ」なのです。
なぜ逆に悪化してしまうのか?
問題は刺激の強さです。
ボールでのグリグリは想像以上に強い刺激になりやすく、筋肉や毛細血管を傷つけたり、炎症を悪化させたりすることがあります。
また、坐骨神経などの神経を刺激してしまい、しびれや放散痛が出ることもあります。
さらに、強い刺激によって筋肉が防御反応を起こし、かえって硬くなる、いわゆる「揉み返し」が起こることも少なくありません。
気持ちよさと安全性は必ずしも一致しないため、注意が必要です。
ではどうすればいいのか?
おすすめは、やさしい刺激で血流を促す方法です。
痛いところに指を軽く当てて、力を入れずにやさしく押します。そのまま5秒ほどキープして、パッと離す。これだけです。
なぜこの方法で良くなるのか?
軽い圧でも血流はしっかり変化します。
筋肉に酸素や栄養が届きやすくなり、痛みの原因となる物質も流れやすくなるため、体は自然と回復しやすい状態になります。
ポイントは「強くやらないこと」
強くやるほど効くわけではありません。
むしろ、弱い刺激の方が回復には効果的です。
まとめ
ボールでの強い刺激は一時的に楽になるだけで、やりすぎると逆に悪化することがあります。
改善には、やさしい刺激で血流を整えることが大切です。
この方法は腰やお尻だけでなく、膝や腕などさまざまな部位に応用できます。まずは力を抜いたセルフケアから始めてみてください。
不安な方へ
もし今、「何をやっても良くならない」「セルフケアが合っているのか不安」と感じている場合は、一度体の状態をしっかり確認してみることをおすすめします。
当院では、強い刺激ではなく体に負担をかけないやさしい施術で血流を整え、本来の回復力を引き出すことを大切にしています
六義園の枝垂れ桜を見に行きました。
幻想的な夜桜。
本当にすてきでした。

