レンタル感想も最後となりました

今回はヴィサス=スタフロストというイケメンを中心としたシナリオにかかわるカード群で構成された、いわゆるヴィ様テーマのデッキ

 

 

具体的にはスケアクロー・ティアラメンツ・クシャトリラ・マナドゥムの4テーマで構成されている

そんなごちゃ混ぜで大丈夫?と言いたくもなるこのデッキ

実際の使い心地について述べていこう

 

 

 

 

 

良いところ

①カードパワーが高い

それもそのはず、こいつら11期後半から12期にかけてのカードたちなんだもの

他のレンタルはドラグマや鉄獣が11期初期、召喚獣や十二獣は9期だからね

各テーマごとのカードパワーで言えば比較にならないレベルと言えるだろう

 

各種フィールド魔法は全てサーチ効果内蔵

そのサーチしたモンスター1枚から強めのエクストラを立てることができる

特にフェンリルは強力無比で、OCGで禁止にされたのも納得の強さ

俺は自分では初めて使ったのだが、これ強すぎてダメだろ・・・と感じたね

 

 

 

②世界観重視な構築

個人的にハイランダー構築では大事にしたいと思っているポイント

強さは置いといて、種族や世界観を統一してコンセプトを大事にする

これだけでも使っていて楽しいデッキになるからね

レンタルとしてはテーマの宣伝の意味もあったんだろうけど、ヴィ様のシナリオの世界観を大事にするこの姿勢は俺は評価したい

 

 

 

③ヴィ様が活躍する

②と被るが、このカード群の主人公であるヴィ様を活用することがこのデッキを使いこなすポイント

普段のヴィ様はティアラやクシャのデッキに入れるメリットが薄く、一緒に使う機会があまりない

それらのテーマは自テーマや相性の良いカードだけでデッキを組んだ方が強いからだ

しかし今回のルールでは単一テーマのカード枚数がどうしても少なくなるため、テーマごとのいつもの動きが難しくなる

それを補い、各テーマの潤滑油として機能するのがヴィ様(とよく似たイケメンたち)というわけだ

 

本来のカードデザインを超越してパワーを発揮させ、勝利につなげるのが競技勢の腕の見せ所なのだろう

ただ個人的にはこういうカード本来の動き、想定されていた役割というのを大事にしたいと思っている

このカードを通して制作側が何をさせたかったのか、どんなカードと組んでほしかったのか

そういった制作側の意図に思いを馳せる機会が得られるのもこういうデッキの良いところだと思う

このデッキを通してヴィ様のことがよく分かって好きになれたし、「ティアラやクシャのイラストに写ってる人」という認識から脱却することができたよ

 

 

 

 

 

悪いところ

①各テーマの動きがしづらい

これは悪いところというか、意図的な仕様だと思われる

良いところ③の裏返しで、各テーマをいつもどおりの動かし方で使おうとしてもあんまり強くない

例えばユニコーンもバースもパーピヤスもないクシャがいつも通り回るわけないじゃん?

無理してエクシーズするよりフェンリル棒立ちの方が強いんだよね

各テーマの出力は小出しにして、ヴィ様とイケメンたちを活用して展開をつなげていくことを意識するとうまく回るかも

どうしても単一テーマで動きたいならティアラをメインにするといい、多分一番マシ

 

 

 

 

 

 

 

感想は以上

11期のカードパワーに溺れず、ヴィ様の活躍に焦点を当てた良いデッキだと思う

ヴィ様自体は実際に使ってみると思ったより面白いカードで、絶対なんか変なデッキ作れそうなポテンシャルを感じた

ただデッキとしては他のレンタルより明らかに強いのは否めない

ユニコーン抜きなどでパワー落としてもまだこの強さなので、他のレンタルのパワーをもっと上げても良かったんじゃないかな

それかカレイドハートとルルカロスは片方だけでも良かったかもね

 

 

 

最後に簡単に総括記事を書いてリミットワンフェスを終わろうと思います

フュージョンリンクも早く遊ばなければ・・・