第5回となる今回はこちらの男の子

 

アロマージ-カナンガ

地属性 植物族 レベル3

 

 

中性的な見た目だが設定上は男性とのこと

イメージカラーは地属性の茶色

知的なメガネ男子、これまたお姉さま方に人気でそう

アロマージは6人いるが、性別は男女3人ずつ

アロマセラフィの存在により可愛い女の子テーマのイメージが強いアロマだが、実は男女半々なのだ

では効果を見ていこう

 

 

 

 

 

効果①

相手よりライフが多いと、相手モンスター全ての攻守を500下げる

植物族は全体的に打点が低いため、打点補助としては悪くはない

守備も下げるのが地味に偉い

ただ決して強い効果とは言い難いので過信は禁物

このカード自身の打点も低く、効果を適用しても1900ラインと相打ち・・・

 

 

 

 

 

効果②

回復すると相手の魔法罠1枚をバウンス

・・・バウンス?破壊じゃなくて?

ハッキリ言おう、弱いですこの効果

 

一番有効なのは相手エンドフェイズに回復し、相手がセットしたカードをバウンスすること

ただこの効果は強制効果なので、ターン中に回復すると強制発動してしまう

他のアロマの効果はもっと早いタイミングで使いたいので、そのトリガーとして回復も使ってしまう

そのためこの効果をエンドフェイズまで取っておけることは無いと言っていい

エンドフェイズ前にこの効果を使ってバウンスしても再セットされるだけなので、本当に意味がない

 

しかも強制効果ということは、永続系のカードを再発動させてしまうことにもつながる

例えば自分フィールドにカナンガ、相手の魔法罠ゾーンに炎舞-「天璣」があったとしよう

この状態で回復してしまうと天璣を強制バウンスしてしまうため、天璣の発動時サーチを再利用させてしまうことになる

弱いどころかデメリットにすらなり得る効果なのだ・・・

 

リンクスでは攻撃反応系罠である分断の壁が非常に強かったため、戦闘前にカナンガでバウンスするのが強かったのだ

だがOCGやMDでは戦闘反応系罠なんぞ皆無・・・

カナンガの活躍は厳しいと言わざるを得ない

 

 

 

 

 

では評価といこう

 

純評価:C

戦闘補助は悪くはない

ただバウンスはほぼ死に効果と化している

純でならギリギリ採用理由を見出せるかな・・・という程度

 

 

 

出張評価:D

正直厳しい

打点に関してもサンアバロンや六花なら補助もいらない

実は植物族ではバックに触れるカードは貴重なのだが、それにしたってバウンスではな・・・

 

 

 

 

 

純粋に効果が弱いため採用しづらいというのが本音

リンクスではそこそこ強かったのが噓のようだ・・・

ちなみにカナンガ君の不憫な点がもう1つ

アロマカードの中で唯一、遊戯王ニューロンでカード画像が用意されていません

余りにも不憫すぎる・・・

 

 

 

次回はまた女の子

最もカード種類が豊富な公式のお気に入りアロマ、刮目せよ