満を持して登場の姐さん

妹分のウェントより遅い紹介なのが不穏だが、その性能やいかに

 

 

ウォークライ・スキーラ

地属性/戦士族/レベル6

 

 

スタイル抜群で頼りになりそうな姐さん

見た目が色んなキャラに似てるような・・・

私は「俺は悪くねえ!」のオリジナルの方を思い出しましたよハイ
 

 

効果①について

相手がいればいるほど火力が上がる

とはいえ1体につき100ぽっちなので最大でも600上昇で2800

平均2~3体くらいだとして2500程度にしかならない

あまり過信はしない方が良いだろう

 

 

効果②について

地属性戦士族が戦闘するとレベル5以下の戦士族を蘇生し200パンプ

効果だけ見ると(ウォークライの中では)非常に強い

蘇生対象はレベル5以下の戦士族なら何でもいいので拡張性が高そうに思える

また盤面の数が増えるので、メイン2でリンク召喚につなげるのが得意

純ウォークライだとリンク3カオソルや羅天神将を出せれば心強い

 

具体的な使用例としては新鋭の女戦士の蘇生

 

 

このカードはダークオネストのような効果で、素引き前提ではあるが手札から効果を使い墓地に送ることになる

この効果は手札だけではなくフィールドから墓地に送っても使えるため、スキーラで蘇生させれば再度効果を使えるのだ

ただ残念なことに女戦士が名称ターン1なので、1回使った次のターンに蘇生させることになる

 

混合構築ならもっと活用法は増えるのだろうが、今回はあくまで純構築における評価

他の戦士と組ませると化けるのかもしれないけど私の知識不足でよく分かりません・・・

ただ混合構築で活かそうにも、バトルフェイズまで効果発動を待ってくれる相方がいるのかは疑問

普通のデッキならメインに展開するのだからね・・・

 

 

 

さて頑張ってフォローしたもののやはり問題点も多い

 

問題点①出す余裕がない

根本的な問題として、このカードは出す機会に恵まれないのだ

マムードのようなリリースなし召喚ができないため、アドバンス召喚かフィールド魔法の効果で出すことになる

しかし基本的にフィールド魔法の効果で出すのはメテオラゴンが最優先

1ターンに1体しか出せないためスキーラを出すのはどうしても遅くなる

アドバンス召喚ならリリースした下級を蘇生できるため無駄がなさそうだが・・・

真の問題は後程


 

問題点②蘇生できても追撃性能が微妙

効果②にある通り、効果使用後はレベル4以下のモンスターではダイレクト出来なくなる

これは蘇生前からいたレベル4以下にも適用される

蘇生できるのはレベル5以下なのでレベル5を蘇生させれば問題なく攻撃できるのだが・・・

純ウォークライではレベル4のフォティアやウェントを蘇生させたいことが多く嚙み合いが悪い

モンスターには攻撃できるものの、フォティアは打点が低く勝てる相手は限られてしまう

 

 

問題点③スキーラ本体の場持ちが悪い

自分ターンだけでなく相手ターンにも蘇生できるため、戦線維持に役立ちそうではある

しかしスキーラ本体は非常に場持ちが悪い

  • メテオラゴンのような効果破壊耐性
  • バシレオスのような自己蘇生効果
  • 下級のようなリクルート効果

これら全てがないため実際の戦線維持能力は微妙

そもそも打点もあまり高くないため戦闘破壊もされやすい

問題点①の通り出しづらいため複数枚入れたくないのが本音で、除去されればそれで終わりである

 

 

問題点④蘇生しなくても・・・

これは問題点①②③を前提とした話

そもそもスキーラの蘇生効果はそれ自体がアドを稼げるものかと言われると難しい

蘇生で総攻撃力を上げようにも問題点②の通りである

蘇生した下級ウォークライの効果を使いたいなら、スキーラの代わりにそれの2枚目をサーチすれば事足りる

戦闘やアドに関して明確な役割を持つフォティア・メテオラゴン・ウェント・バシレオスと比べると、スキーラの効果は戦況を動かすには物足りないと言わざるを得ない

スキーラの効果を使っても、数こそ増えるが役割は増えないのだ

逆に言えば数を並べるのがこのカードの本当の仕事と言えるが、それなら初めから展開力のあるテーマを使えばいいわけで・・・

 

 

問題点⑤蘇生するにしても・・・

前に紹介したウォークライスピリッツを覚えているだろうか

あちらは蘇生するウォークライにレベルの指定がなく、エースのメテオラゴンを蘇生させられることが非常に大きい

バトルフェイズにしか使えないのと追撃性能が微妙なのはスピリッツもスキーラも大きな差はない

そのため出しづらいスキーラを使うよりも、速攻魔法で使いやすく蘇生範囲も広いスピリッツでよくね?となってしまうのが現状なのだ・・・

 

 

 

解説は以上

評価はランクC(実用性は低い)

記事が真っ赤っ赤になってしまった・・・

ものすごく今更ですが青文字が良い点赤文字が悪い点を示します

正直に言うとここから先のカードは私自身あまり使っていません

今回のウォークライ図鑑を記事にするにあたり実際に使ってみて、なぜ普段使わないのか問題点を検証した形になります

しつこいようですがこの図鑑の評価はあくまで純ウォークライにおける評価

オリジナルのデッキでなら輝ける可能性は十分にあります

というか使おうとすればするほど難しくて悲しくなった・・・

もっと悲しいことに、スキーラ姐さんはMDのウォークライモンスターで唯一のレアリティNなのだ・・・

誰かこの記事に反論してくれ!!!

スキーラ姐さんはこんな活躍をしてくれるんだと!!!