遊戯王は基本的にモンスターで殴って相手のライフを0にして勝つ
しかし一部の特殊なデッキはカード効果によるバーンダメージでライフを0にして勝つこともある
今回はバーンデッキの中でもチェーンバーンと呼ばれるタイプ、さらに最近実装された「時を裂く魔瞳(モルガナイト)」というカードを利用したデッキを紹介
まずはモルガナイトの紹介から
毎ターン2ドロー、2回召喚と言えば強そうだが、デメリットも非常に大きい
手札のモンスターの効果を使えないため、うららやGのような手札誘発が使えないということ
現代遊戯王においてこのデメリットはあまりにも大きく、それだけで採用をためらわせる
またそもそも2ドローになるのは次のターンからなので、この効果でアドをとるには何ターンもまたぐ必要がある
それなら各種壺カードを使った方がよくね?となってしまう、扱いが難しいカード
モンスターを展開して殴るいわゆる普通のデッキであれば手札誘発は抜けないので、何かしら特殊な勝ち方をするデッキになら採用できそうだと考えた
ただエクゾならGは欲しい、終焉のカウントダウンでもバトルフェーダーは使いたい(そもそもそこまで手札を増やす必要がない)・・・
そこでバーンならどうか?と思って組んでみたのがコレ
デッキレシピ
命削りの宝札 2(準制限)
強欲で謙虚な壺 2(準制限)
金満で謙虚な壺 1(制限)
時を裂く魔瞳 3
連鎖爆撃 3
自業自得 3
和睦の使者 3
停戦協定 3
強欲な瓶 3
覇者の一喝 3
仕込みマシンガン 3
威嚇する咆哮 3
積み上げる幸福 2
仕込み爆弾 3
不運の爆弾 3
エクストラは壺で除外するぶんさえあれば何でもいい
チェーンバーンそのものについては遊戯王wikiを参照(重要)
短期決戦のバーンデッキは手札が足りず倒しきれないこともしばしば・・・
そこで防御カードを多めに採用し長期戦にシフト
モルガナイトによる通常ドロー増加の恩恵を最大限受けられるようにしたのがこのデッキ
プレイングとしては
- 壺や命削りでモルガナイトを引き込み発動
- 防御カードを使い時間稼ぎ
- 手札がたまり次第ガン伏せして一気にバーン
- また防御・・・の繰り返し
従来のバーンデッキと比較すると
良い点
- ドローを壺に頼りすぎないため、うららが致命傷になりにくい(モルガナイトにうららは使えない)
- 罠による防御は防がれづらく、モルガナイトを引けるまである程度耐久出来る
- より長期戦になるため相手フィールドにカードがたまりやすく、自業自得や仕込み爆弾が真価を発揮しやすい
悪い点
- モルガナイトを引けないとアドが取れない
- バトルフェーダーや速攻の案山子が使えず、罠によるドローで防御罠カードを引き込んでも防御できず手遅れ
- 相手にも時間を与えるため解決策を準備されやすく、バーンデッキが地雷であるというメリットを活かせていない(本末転倒)
勝率自体は後攻ワンキル型のチェーンバーンとあまり変わらないような・・・
そもそも自分がすでに組んでたのがチェーンバーンだったのでチェーンバーンにモルガナイトを組み込んだが、同じコンセプトでフルバーンとかにした方が良いのかもしれない
バーンデッキ有識者の方、コメントお願いします
またこれは入れないの?というご意見が来そうなカードについて
- 魂の氷結・・・発動条件があるので不安定。こちらがバーンすればするほど使いづらくなるのでこのデッキには合わないと判断。覇者の一喝でもスタンバイにまとめてチェーンすればいいのでそこまで困らない。
- 破壊輪・・・私のプレイングが下手なのだろうが自分のライフ管理やラス1発に使えない点などが個人的に合わなかった。多分上手い人は不運の爆弾よりこっちの方が良い。
- 時戒神ミチオン・・・リターンはでかいが無限抱擁で無効化されるのは痛く、相手にも時間を与えてしまうこのデッキには合わないと判断。
普段のバーンとは一味違う体験ができるのでぜひ使ってみて
モルガナイトを使った面白いデッキがあれば教えてください!!!
追記:それなりに使い込んだ結果、このレシピだとあまり勝てなかった・・・
改良したのでこちらの記事も是非