マスターデュエルのランクマにて使用しているウォークライデッキの紹介
2023年10月現在の環境(クシャトリラ・ピュアリイ・ラビュリンスなど)を意識したメタビ寄りの構築
メインデッキ
増殖するG*3
灰流うらら*3
新鋭の女戦士*2
ウォークライ・フォティア*3
ウォークライ・ウェント*1
ウォークライ・マムード*1
ウォークライ・メテオラゴン*1
海亀壊獣ガメシエル*3
ウォークライ・バシレオス*1
強欲で金満な壺*2(準制限)
金満で謙虚な壺*1(制限)
ザ・ロック・オブ・ウォークライ*3
カイザーコロシアム*3
ウォークライ・ミーディアム*3
ツインツイスター*3
墓穴の指名者*2(準制限)
ウォークライ・ディグニティ*2
無限泡影*3
エクストラ
No.39希望皇ホープ*2
CNo.39希望皇ホープレイ*2
励輝士ヴェルズビュート*1
竜巻竜*1
No.41泥睡魔獣バグースカ*1
SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング*2
天霆號アーゼウス*1(制限)
トロイメア・フェニックス*1
剛炎の剣士*1
トロイメア・ユニコーン*1
混沌の戦士 カオス・ソルジャー*1
羅天神将*1
1.ウォークライとは
弱いことで有名なウォークライだが一応概要の説明
ウォークライは戦闘を起点として効果を発揮する地属性戦士族のテーマで、登場した11期時点では戦闘まで碌に効果を発揮できないのは遅すぎて11期最弱候補と言われていた・・・
個々の効果もそこまで強くなく、展開力もなく、ビジュアルが良いわけでもなく、一番ひどいのは戦闘特化かと思いきや実は打点もそこまで高くないという・・・
現状エクストラもいないという残念さ
そのため長所を伸ばすより、相手の足を引っ張る方向でデッキを組んだ方がまだマシという結論に落ち着いた
一応テーマ内カードを回す力はそこそこあるのとミドルレンジ向きなカードが多いため、メタビ型でじわじわアド差をつけていく方針にしてみた
テーマ内カードの解説は別の記事でやりたいが主要なものはここで紹介
ウォークライ・ミーディアム(永続魔法)
ウォークライ魔法罠セットができるのと微妙な制圧効果を内蔵
こいつで後述のフィールド魔法をセット、そのまま発動してモンスターサーチするのが理想的な初動
フィールド魔法が確保できてれば妨害魔法罠もセットできるのでデッキの中核となるカード
制圧効果も強いことは強いのだが色々複雑で、「相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し自分フィールドに最上級ウォークライがいる場合のみ、メインフェイズ1の間だけお互いにフィールドのモンスターの効果を発動できない」というもの
専用のギミックでも組まなければ先行1ターン目に最上級ウォークライを出すことはできないので、実質2ターン目以降の効果というのが残念
ちなみにこの手のやたら複雑な制約・素直に使わせてくれない残念な感じはウォークライあるある
詳しくはカード紹介記事の時にでも
ザ・ロック・オブ・ウォークライ(フィールド魔法)
長いので以下「岩」と略します
発動時のウォークライモンスターサーチ、戦闘破壊を1回だけ身代わり、バトルフェイズ開始時にウォークライ1体を手札から特殊召喚、と3つの効果を兼ね備えた有能カード
ミーディアムからセット、もしくはフォティアでサーチできる
サーチと身代わり効果のためフィールド魔法の割に使い捨てのような感覚で使う
これさえ張ってあればサーチャーのフォティア君に戦闘破壊耐性を1回だけつけることができ、耐えてミーディアムなどほかのウォークライカードをなんでも引っ張ってこれるためデッキを回すうえでミーディアムと並んで最重要カード
最上級ウォークライは基本このカードの効果で出すのでこのカードとミーディアムの維持には気を遣おう
ウォークライ・フォティア(☆4効果モンスター)
自身以外のウォークライカードを何でもサーチ+ウォークライを200パンプできる・・・が地属性戦士族モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後に発動というあまりにも遅すぎるタイミング
しかもついでのパンプ効果のせいで単独の自爆特攻だと効果を発動できない裁定なのが厳しい
素の打点も1700とお世辞にも高くないので、岩で戦闘破壊耐性をつけなくてはまともに戦闘できない貧弱者
しかもしかもパンプ効果は相手ターン終了時までというなぜか期間限定仕様(ウォークライパンプ共通)
しかしダメステ発動のためうららの妨害を受けないという地味な利点がある
この効果でサーチしたディグニティという速攻魔法はバトルフェイズ中なら魔法罠の効果も無効にできるので、殴ってサーチしてバトルフェイズ終了時に拮抗勝負を打たれたらディグニティで無効にできるというテクニックもある
またウォークライ下級の共通効果として効果で破壊され墓地に送られると上級・最上級ウォークライを手札・デッキからリクルートできる
サーチ効果をバロネスなどに無効破壊されても後続を引っ張ってこれるのはまあまあ便利
ウォークライ・メテオラゴン(☆7効果モンスター)
相手の効果で破壊されない耐性、戦士族地属性モンスターが戦闘を行うとモンスターに2回攻撃可+ウォークライ200パンプ、自身が戦闘する相手モンスターと同名カードの効果をターン終了時まで無効化、とこれまた3つの有能効果をもつエース
耐性はシンプルに強く、下級のリクルート効果と合わせてサンボルがあまり怖くないのはウォークライの利点
攻撃はモンスター相手のみで、ダイレクトはできないので注意
3つ目の効果は分かりづらいが結構強く、同名カードとはどういうことかというとそのターン中であれば永続効果やフィールド以外で発動する効果もすべて無効化できる
具体例を出すと
- ミラジェイドやアストラムを戦闘破壊した後、墓地で発動する効果が無効化される
- 御巫や時戒神の共通効果が無効となり、戦闘破壊したうえでダメージも入る
- アクセスコードトーカーのパンプ・デスフェニのデバフが無効化され元の攻撃力に戻るため殴り勝てる
などなど活用できる場面は多く、効果の書き方も分かりづらいため相手を混乱させることも多い
攻撃宣言時に発動する効果のため泡影などの無効に注意なのと、素の打点が2600とエース格としては物足りないのが残念ポイント
今回は紹介しないが打点を800上げる有能サポートガールがいるので併用するとなお強い
2.実際の展開例
といってもウォークライ自体の展開は非常に簡素
基本は先行をとる
理由は先行が強いからではなく後攻だと妨害で何もできないから
ミーディアム効果で岩セット→そのまま発動しフォティアをサーチ→フォティア通常召喚
で終わり、というかメタビ型の場合これ以上何もできない
逆に言うと初動はミーディアム・岩・フォティアの3種もあるのでそこまで事故らない
あとは各種妨害魔法罠をセットするのだが、この妨害が要なので環境に合わせて選択すべき(後述)
相手ターンどうしのぐかというと、各種妨害で展開を阻害しつつ相手の攻撃を岩効果で耐えフォティアでサーチ
サーチ先はミーディアムがなければミーディアム最優先、それ以外は相手の展開次第でモンスターにしたりディグニティ(妨害魔法)にしたり様々
次のターンもミーディアム→岩でモンスターサーチ→展開とできるため、フォティアのサーチでは必ずしもモンスターを確保しなくても大丈夫
2ターン目以降で最上級ウォークライをサーチ→特殊召喚し、ミーディアムの制圧効果も狙っていくとより有利になる
永続魔法罠による制圧を維持し続けるよう注意しながらちびちび殴り、ここぞという場面で一気に展開して決着するのがウォークライの戦い方
基本の流れは本当にこれだけ
3.メタビ部分に関して
ウォークライ部分がパワー不足な以上、永続魔法罠による妨害のほうが重要になってくる
前述のとおりウォークライ・ミーディアムの制圧効果は積極的に狙っていく
上述の通りエクストラをほぼ使わないのでドロソとして強金・金謙を採用し妨害カードを引き込みたい
展開力がないのでカイザーコロシアム、サモンリミッターは非常におすすめ
特にカイザーコロシアムはロックを維持するための立ち回りを意識し続ければ、相手に何もさせない状態を継続できる非常に強力なカード
後は環境によるので、あくまで今回は2023年10月環境を意識した内容とする
クシャトリラ・ピュアリイ・ドラゴンリンクなどは属性がばらけているので、御前試合は非常に強力
クシャのバース・パライゾス、ピュアリイのマイフレンド、ラビュの各種罠を意識するとサイクロンやツインツイスターもおすすめ
コズミックサイクロンは個人的には微妙で、岩で耐えるがダメージは受けるという場面が非常に多いためライフコストが重かったり使えなかったりする
アライズハートやノアールをとばすのに壊獣も便利なのだが、下級ウォークライは打点が低くガメシエルでも倒せないので注意
環境によっては群雄割拠や除外系も採用しやすい
ティアラ環境のとき某オベリスクの人も使っていたが、マクロコスモスや次元の裂け目も実はそこまで相性が悪くない
ウォークライも墓地は使わないことはないのだが、除外ギミックを採用することでウォークライが受けるデメリットより相手が受けるデメリットの方が大きいと判断できる環境のときは積極的に採用しよう
4.エクストラについて
強金採用な以上そこまであてにするわけにはいかないが、使える場面では使っていきたい
注意したいのが岩の展開効果はフィールドにモンスターがいないか戦士族モンスターのみの場合しか使えないので、エクストラから出すモンスターの種族には気を使わなければならない
同じくミーディアムのセット効果使用後は戦士族モンスターしか出せなくなるのでこちらも注意
ライトニングは打点不足なウォークライが突破できない相手を倒すのに役立つため、強金で除外されても使えるよう多めに採用(アーゼウスとかどうせ使わないので3枚ずつでもいいかもしれない)
ツインツイスターと同じ理由で竜巻竜も便利、詰めの場面で活用できる
剛炎の剣士については自分フィールドに相手が召喚した壊獣などがいると前述の理由で邪魔なため、それを戦士族に変換するためのカード
リンク2で同様のことができるのがこいつとウイルスソードマンしかいない
カオソルと羅天神将は場にモンスターを出しすぎてカイザーコロシアムのロックが弱くなった時に出すと便利
どちらもフェンリルの効果を食らわない、食らう前に除去できるため環境にも合っている
立ち回りには意外と気を遣うウォークライ、思ったより戦えるのでぜひ使ってみてください
ダイヤまではこれます、現在マスターに挑戦中