毎日暑かったり寒かったり

目まぐるしいですね。


5月は疲れやすく、体調を崩しやすい時期です。


大人も子どもも休み休み

ゆっくりのんびり行きましょう。




5月になると学校へ行くのを嫌がる子が増えます。


毎日のように「学校行きたくない。」「お腹が痛い。」「頭が痛い。」と

親を困らせるかもしれません。


そんなときに役立つのが

子どものことは気にかけながら

放っておく勇気です。


親が子どもの話に動揺したり

原因探しをしてしまうと

子どもの問題を大きくしてしまい

根本的な解決が遠のきます。


子どもには、抱えている問題を自分で乗りこえる力があります。


「昨日はお腹の辺りが痛くて、今日は頭が痛いんだね。成長痛かな?」


子の問題を周りが大きくしなければ

学校を休みがちになっても

また自分から動きだします。



子どもの「学校行きたくない。」を

よくよく聞いてみると

子どものクラスで学級崩壊が起きていることもあります。


学校は何をやっているんだと

親としてはすぐに抗議したい気持ちになりますが


先生は授業中に床に寝転んでいる子を放っておき

その子が学校に来られる状態を

維持しているのかもしれません。


椅子に座るまで叱りつけ

みんなの前で毎回厳しく指導することもできます。


ただそうすれば

その子はその場にいられなくなり

学校にも来なくなります。


でも愛情を持ってそっとしておけば

30分もしないうちにその子は自分の席に戻ってきます。


先生は他の先生や保護者から非難されるリスクをとりながら

数年後の社会を支える大切な子を

守り育てているとも言えます。


相手がどの視点に立って物事を考えているかは、他の人から見えにくいのです。


君のことを大切に思っているよと

サインを送られながら

愛情を持って放っておかれた子は

授業中に寝転んでいたとしても

大人からのメッセージをしっかり受け取っています。


床に寝転びながらでも

毎日学校に来て授業を受けている。


その子のできているところに目を向ければ

「何をしている!」ではなく

「そろそろ立つよ。」とかける言葉も変わってきます。


日本の10歳未満の人口は、80歳以上の人口より少なくなっています。


今の子どもたちが社会にでる頃には

日本人の働き手は希少な存在です。


私たち大人が経験してきた

常に周りと比較し

優劣をつける価値観は

この子たちにとって全く意味がありません。


希望する子はどの子も高校に入学でき、発達に偏りがあっても働けます。

  • 「学校行きたくない。」を大きな問題に発展させない
  • 一人も社会から取り残さない

そのための義務教育を

地域みんなで支え、次世代を育てる

そんな世の中になってきています。





今回もブログへ訪れてくださり

ありがとうございます。