「修学旅行は行きたくない。」

 

息子からこの言葉を聞いた時、

私の答えは、「そうなの?もったいない!」でした。

 

でも学校に友だちのいない息子にとっては、

不安だらけの中ですごす方が、時間を無駄にしているように感じるそうです。

 

それもそうだなと納得し、

息子が修学旅行へ行かないことを了承しました。

でも、どこか残念な気持ちが残りました。

 

みなさんなら、こういう時どうされますか?

 

バスバスバス

 

担任の先生に相談すると、「学校では順調にすごせているので、申し込み期限ぎりぎりまで保留にしておきませんか?」と言われ、そうさせてもらうことに。

 

息子は、はっきりしない状態が続くのは嫌だと言っていましたが、

「最後に決めるのはあなただよ。」と伝えると安心したようです。

 

 

学校のカウンセラーの先生に、修学旅行について相談すると、

近隣の学校で毎年様々な参加の仕方があることを教えてくれました。

  • 親が影武者のように修学旅行に付きそい、急な帰宅に備える。
  • 全行程を親子で参加する。
  • 近くに宿を予約し、夜は家族とすごす。

他にも色々ありましたが、

今は参加の仕方もひとつだけではないのですね。

 

 

児童精神科の先生は、修学旅行は無理をせず、

家族で旅行でもしたほうが良い思い出になるとの考えでした。

 

 

同じ学年で不登校になっている家庭にも相談し、

部分的に参加することになった場合は、

あいた時間をみんなで一緒にすごしても良いねと話しています。

 

ちょうちょちょうちょちょうちょ

 

申し込み期限もせまってきたある日のこと、

息子に今の気持ちをたずねてみました。

 

「行きたい気持ちは少しある。

でもやっぱりな~。」

 

 

まだ最終決定はしていませんが、

どちらになっても今は心残りがありません。

 

いろいろな人に相談しながら、

家族みんなが納得できる言葉を探していたのだと思います。