こんにちは。

今から35年前の話ですが、僕が大学生の頃
3ヶ月かけてアメリカ大陸を西海岸から東海岸

横断の旅をしました。

なぜ、そんなことをしたのかというと中学生ぐらいの頃から
外国に憧れがあり、アメリカ大陸を横断したいなと漠然と思って

いたことから始まりました。

文系の大学生は3年生までにある程度単位を取っていれば、
あまりキャンパスに通わなくてすんでいました。

今では当たり前の格安航空券ですが、当時は東京まで
行かないと買えなかった。

サンフランシスコから入り、ニューヨークまで行って
また戻ってくるという大まかな計画を立て、羽田から
中華航空に乗り、サンフランシスコを目指しました。

上空から初めて見るアメリカ大陸はとても大きく思えました。

ドキドキしながら入国審査。ガイドブック通りに上手く答えられた。

さて、どこに行ったらわからない。Down Town と書いたバスに乗り、
ヒルトンホテルで下車。

なんせ貧乏旅行だから安宿を見つけなければ。
ウロウロ歩いていると、いきなり迷子になり、
だんだんと治安が悪くなり身の危険を感じ、
ここは日本ではないことに痛感させられました。

冬でしたが、サンフランシスコの気候は温暖で、

汗をビッショリかいていたことを思い出します。

善良そうな人に安宿を聞くが、その時の英語レベルは
サンキュー、プリーズ、エクスキューズミーの3ワード
を駆使する程度でした。

困っていると世の中には親切な人がいて、僕を安宿まで連れて行って
くれました。

こんなアメリカ大陸上陸1日目です。

それからグレイハウンドバス(長距離バス)を乗り継ぎ、
東を目指しました。時刻表を見て、夜行バスに乗り、
宿泊費を浮かせ都市間を移動しました。

途中、ここはどこ?地名もわからない都市がいくつかありましたが、
無事、1ヶ月後にはニューヨークに到着しました。
 

冬のニューヨークは、経験の無い寒さで、地下鉄の排気口から大量の
白煙が上がっているのが印象的でした。

当時はニューヨークは治安が悪いから、行かない方がいいと
言われていましたが、場所さえ間違わなければ、夜でも平気で
歩けました。
ニューヨークは楽しく一番長く滞在した都市です。

それから西へリターンの旅です。
この頃になると少しは慣れ、余裕が出てきました。

道中、所々に寄り、圧巻だったのがグランドキャニオンです。
スケールの大きさにただ圧倒されるばかりです。

ロサンゼルスのバスターミナルに着き、リトルトーキョーを
目指して歩いていると、命の危険を感じほど治安が悪いところでした。


絡まれまいよう粋がってくわえたばこで歩いていると、人が寄ってきて
囲まれました。もう終わりだと思ったら、たばこくれと言っていた。
怖いので持っていたたばこをその場に置き、足早に立ち去りました。

珍道中でしたが、楽しくもつらかった3ヶ月の旅となりました。
反省すべき点もたくさんありますが、かけがえのない

思い出となりました。

反省点第一位は英語をもっと勉強してから行くべき。
第二位は計画は綿密にです。

言葉が通じない、1人旅で寂しい、旅行で知り合った他国の人々と
うまくコミュニケーションが取れない、日本食が恋しい等あり、
旅の途中で本当につらくなり、何度も帰ろうと思いましたが、
あと少し、あと少しと考え何とかミッションコンプリートしました。
遠い青春の思い出です。

さて、本日の結果です。
2021年9月2日の終値ベースでは、時価総額42,116,300円です。
前日比176,200円のマイナスとなりました。