前編をお楽しみいただけたでしょうか？
ここからは後編が始まるので、続きが読みたい方も後編だけ読みたい方も間違って来ちゃった方も遊んでってくださいね
※YouTubeの動画は再録前の曲を含んでます
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07. 神様ごめんなさい ※再録
ピアノが美しいですね。
ピアノリフのお陰でどれだけ他の楽器が暴れててもこの曲は成立してます。
歌詞にね、胸が痛くなっちゃいますね。
色々と想像ができちゃうし、でも、どうしようもないんだろうなぁとも思うし…。
悲しみと愛しさはセットだなぁって。
3分ちょこっとの短い曲なのに物凄くドラマチックに情景的に仕上がってます。
上記とは全く関係ないけど、ZOMBIEの｢神様ごめんなさい｣の｢あぁのぉ〜よるぅさえもぉ〜ぅうぉう｣と、河村隆一さんの｢Glass｣の｢いぃ〜つぅまぁでぇ〜えもぉ〜ぅうぉう｣が私の中でシンクロしてます。
08. 餞の唄 ※再録
大好きな曲です！名曲です！
｢死ねばいいのに。｣とか｢クソったれが｣って言ってるのと同じ人たちZOMBIEが演ってるとは思えないですよね(笑)
この曲でZOMBIE(ぞんび)は新境地を開いたし、こういうこともやるんだぁって凄く新鮮でした。
“願い一つ叶うなら ｢会いたい、君に｣”がもう切なくて切なくて。
だけど、それでも希望で終着してるから胸を撫で下ろせます。
｢餞の唄｣はタイアップが付いても不思議じゃないし、ひょっとしたらこの先に可能性があるんじゃないかと(時が経っても名曲は埋もれないから)
各パート、めちゃくちゃ聴き取りやすいから一つひとつ丁寧に聴いてみてくださいね♪
中でもギターが光っててお勧めです。
再び上記とは全く関係ないけど、 ｢繋いだ手 握り締め｣が宇多田ヒカルさんの｢SAKURAドロップス｣の｢恋をして 全て捧げ｣に脳内変換されて聴こえます。
09. だいっきらい東京 ※再録
昭和の匂いがプンプンしますね！
都会で何があったのか？東京でどんな目に遭ったのか？気になっちゃいます(笑)
ミドリさんはシナリオも絶対に書けますよね。
才能とセンスの塊だなぁ。
あと、ソングライティング能力に長けてるからもっと色んなアーティストに楽曲提供した方がいいと思ってます。
暴れ曲をシンセサイザーでダンサブルに聴かせちゃうのも、どの曲もイントロ力と爆発力を持ってるのも、ZOMBIEの素晴らしい魅力です。
それに、この曲のベースソロも興奮ものじゃないですか(性癖③)
ライブが恋しいですね。
10. ウィーアーゾンビ!! ※再録
｢100%死んでる｣の感想でizunaさんもメタル寄り〜って複数形で書いたのは、もう一人該当者がいるからです。
それは、 REIKAさんです！
何の曲だったか…REIKAさんってドラム巧いんだなぁって改めて思った訳ですよ。
で、意識を強めて聴いた時にメタル叩けるでしょ？！何なら得意でしょ？！好きでしょ！！って直感して、そこから私の中で彼はメタル枠です
※実際はどうか存じ上げません
｢100%死んでる｣と｢ウィーアーゾンビ!!｣はREIKAさんとizunaさんの相性の良さが顕著に出てると思います。
それと、この曲とかZOMBIEを聴いてるとRaphaelを思い出すことがあります。
他ジャンルの音楽の吸収・融合の仕方、拒絶系の歌詞などふと重なるんですよね。
偶然でも彼らの音楽性や功績が息づいてたらいいなぁ。
それにしても、ここまでドチャドチャしてても音が散らからないのはさすがですね！
ZOMBIEの美学ですね！
11. ゾンビ死ス
｢ゾンビ死ス 死ス 死ス｣ってかなり攻撃的なノリが炸裂したそのラストに、｢ドラマチックに死ねたら本望さ｣を持ってくるなんて心臓に雷一撃って感じです。
アウトロも完璧！カッコイイです！気持ち良いです！
｢ウィーアーゾンビ!!｣の流れで聴ける曲順も上手いなぁって思うし、アルバムと同じセットリストを組んでライブができますよね。
｢ゾンビ死ス｣のギターの訳分からなさと音色が好きだなぁ♪
正直に言うと、歌詞の世界観だけだと途中でお腹いっぱい(ダウナー)になります。
でも、曲や音色や演奏が格好良かったり美しかったり光となってるから何回も再生しちゃうんですよね。
この曲の場合はギターが面白いのと曲が短い上に疾走感があるのとで、アルバムの終盤でも凄く聴きやすく仕上がってると思います。
冒頭に書いた、｢ドラマチックに死ねたら本望さ｣が聴きたくてリピートすることが私は多いですね。
12. すべてが終わる夜に
※ゲストミュージシャン→玲央(lynch.)
初めて聴いた時に思ったのは、｢この路線かぁ…。ZOMBIEに求めてないなぁ｣でした。
でも、アルバムが出て何回も何回も聴く内にふっとこの歌詞が心に深く入ってきました。
｢生きる意味を君に捧げるよ｣
そして、こう思いました。
｢これって…一緒に生きて行こうって意味じゃないか｣って。
｢どうやって生きていけばいいのだろう｣って一曲前で歌ってたのに、何？この展開？
ねぇ、もう答えが出るよ。
｢NUMBER 13’s ｣で私はZOMBIEに何をされたのか？
最終曲で全てが明らかになります。
13. song for me...
以下はYouTubeにフルでUPされた日に私がツイートした内容です。
♢
心が震えて気付いたら泣いてました。
｢あぁ 今日だけを生き抜くんだ｣が好きだなぁって全曲試聴動画では思ってたけど、“ここに繋がるんだ”ってフルで聴いて歌詞と曲展開の凄さに感動しました。
｢song for me…｣というタイトルがぴったりです。
いいバンドに出会えた事にまた泣いてしまいます。
♢
｢あぁ 今日だけを生き抜くんだ ｣って歌ってたのが、｢あぁ 未来(あした)を生き抜くんだ ｣の領域にいるんですよ！
今日が精一杯、その繰り返しの日々。
そこから未来(あした)に目を向ける勇気。
もがきながらも信じると選んで決めたことに感動しました。
そう、力を貰ったんです。
私はZOMBIEに何をされたのか？
答えは生かされたんです。
この13曲を聴いてることがすでに生と喜びの証。
チューブラーベルが段々と希望と祝福の鐘のようにこの耳と心に聴こえてきます。
☆
以上、｢ぼくら100%死んでる｣のCDレビュー(感想)でしたー
ずっと待っててくださった方も、最後まで読んでくださった方も、好きな曲だけ読んでくださった方も、心からありがとうございます
長いだけでワクワクをお届けできてなかったら…とか考えるとこっちは心臓バクバクです
ZOMBIEは他にも書きたい曲があるので、またいつか記事にしますね(いつとは約束しないけど、書きます)
その時に今回書けなかったことも一緒にお伝えしたいです
またあなたとお会いできますように
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虚無感に満ちた歌詞ですね。
)THE 感情の吐き出し曲！
まず、タイトルに仰天してイントロに感嘆を吐いてしまいました。
こんなに不穏で非日常な音がよく思い付くなぁって、凄いです！
そして、暴れ曲なのに行進のリズムによって音が整列してるのは、REIKAさんの手腕によるものですね。
｢クソったれが｣はめちゃくちゃZOMBIE(ぞんび)してる曲だと思います。
イントロに爆発ドコロを一発持ってきたり、｢陽は昇り 心沈んでった｣とかミドリさんの作詞は対義語が用いられるのが特徴だったり、心のディストーション(デスボ)が出ちゃってたりetc…バンドとして一切の出し惜しみがないです。
それに、この曲もベースがカッコイイですよね！
私、ミドリさんのベースが好きなんです♪
刺さる、刺さる(性癖②)
一つ好みを言わせてもらうと、MVのアウトロの方が好きです。
カッコイイって瞬時に感じたのと同時に、体に電気が走って痺れが起こりましたもん！
05. ZOMBIE-新生-
目から鱗だったのは、｢不屈な執着心で｣という歌詞です。
執着心って悪者扱いしがちじゃないですか？
なのに、そこに不屈をくっ付けちゃうんですよ。
何か…タブーはタブーじゃなかったみたいな頭パッカーンな感覚になります。
全体的にピコピコ音が多いけど、｢肉食バクテリアン｣ ｢だいっきらい東京｣とのバランスを取るにはちょうどいいのかなぁと。
多分、このアルバムは曲順にもかなりこだわってるのではないでしょうか？
｢ZOMBIE-新生-｣はテイストの違う他の曲の居場所を作ったり、曲と曲とを繋ぐ潤滑油に適してると思います。
06. 肉食バクテリアン
※ゲストミュージシャン→tatsuo(ゴールデンボンバーの中の人)
｢にくしぉ〜くぅ バァクテェリアァアアアァァアァ〜ン｣って、テンションのマックスをド頭に持ってくるセンスが素晴らしい！！
メロディーもリズムも丸ごとポップ♪
そして、戦隊モノっぽさがあります。
奏多さんは真っ直ぐ歌うボーカリストでどの曲も歌詞が聴き取りやすいから、こういう曲調もハマりますね！
tatsuoさんはJ-POPを網羅してるイメージがあるので、ミドリさんと相性がいいと思うんですよね(ミドリさんは邦楽をいっぱい聴いてる人だろうなぁって曲から伝わるので)
変な言い方で絶賛すると、アサーティブ(主張と尊重)によって調和してる一曲だと思います。
でも、ZOMBIEには珍しくライブの画？ノリ？が想像しにくいですね。
｢細菌マン｣の感覚・立ち位置でいいのかなぁ？
10/21(水)の無観客生配信ライブ｢This is ZOMBIE｣で聴けるかなぁ？
｢肉食バクテリアン｣は異色なので、浮かずに存在するライブはどんなだろって未知数(興味津々)です！
そして、ポップだ♪ポップだ♪って聴いてると、ふとした拍子にZOMBIEのバンドサウンドを思い知らされるロックな曲でもあります！
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前編はここまで
まだ読みたいというあなたには過去記事のMy Bass Heroをお届けします
ベースのミドリさんのことを少し書かせていただいてるので、良かったらどうぞ
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