こんにちは、ムサゴです。
今回は『百匹目の猿の真実』というお話です。
結論からいうと
「人は見たいものを見るので、心地よいものを意識していきましょう」
ということです。
どういうことかお話していきますね。
百匹目の猿現象というお話
スピリチュアルな世界でよく引き合いに出されるのが
「百匹目の猿現象」というお話です。
生物学者のライアル・ワトソンが、著書の中で述べた話です。
宮崎県串間市にある幸島に棲むニホンザルの一匹が、芋を洗って食べることを覚えて、それを見た仲間のサルの中も、芋を洗うことを覚え始めました。そしてそのサルが100匹を超えたところ、交流が全くないはずの、大分県高崎山の猿の群れでも突然芋を洗う行動を取り始めたという話です。
このお話は「集団的無意識」や「言葉を介さなくても、意識が改革していく」といったお話の例として、聞いたこともある方もいるでしょう。
しかし、実際には
幸島には実際に芋を洗うサルがいますが、
高崎山にはいないそうです。
作り話だったのです。
なぜこのお話が広まったか
このお話が広まった背景には、多数の書籍が、引用したことが多いようです。
そのため、スピリチュアルや生命の神秘の界隈では、今も魅力的な話として伝承され続けています。
なので、「このお話は作り話ですから、気をつけましょうね」
おわり
…ということではないのです。
ここで大切なことがあります。
人は事実を見ているのではなく見たいものを見ている
人はみんな、自分が信じているものが事実だと思いたいのです。
このお話が作り話だとしても広がっているのは、どこか説得力を感じますし、そういったこともあるなと惹きつけられ、信じられるからです。
おとぎ話や、アニメ、映画なども
フィクションだとわかっていながら
実際の文化や社会にまで影響を与えて事実になります。
ポ◯モンは、実際に存在しないとわかっていながら
人形や、映画、文化に影響を与え、人々の頭の中には存在しています。
これはもう、実際に存在しているものと同じことです。
引き寄せの法則において、事実だと思っていることは、それも事実として引き寄せられてきます。
だから、あなたはすでに完璧ですし、
良いところがたくさんあるし、
素晴らしいものをたくさん持っています。
見ようとしているものを見ていけば、それがどんどん具現化されていきます。なので、見るものは心地よいものにしていきましょう。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
あなたにさらなる引き寄せが起こりますように。