なぜ頑張れる? | "学者への道" in Arizona

なぜ頑張れる?

6月中旬にユタ州で行われるEvolution学会発表に向けデータ解析中。

今週に入りようやく壁を乗り越えたようで、

アジカンが流れる夜の研究室で、

一人ガッツポーズする、Dr.Tです p(=`(∞)´=)9



最近のツーソンは卒業ラッシュでした。

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(日本がワールドカップ出場を決める前なのに日本代表が二人w)

自分とタメの航空自衛隊パイロットが4人、

F-16の訓練を終え昨日、日本に帰国しました。

エリートな彼らですが、すごく良くしてもらったので、

ネズミフレーバーのしょうもない絵をあげてみたり。



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魚釣りをしてるコック姿のIくんは、奥様の会話のように料理についてアツく話せる唯一の男友達。

かわいい花嫁を連れてるAくんは、自分は要領が悪いからと人一倍努力を欠かさない、幸せになるべくしてなった男。

ラガーマンのHくんは、むきむきマッチョのイケメンなのに、お菓子が好きで女装の顔が最も美しい、ムードメーカー。

のんきに酒を飲んでるTくんは、戦闘機より酒とテニス、ほどほどにやってもなんでもできてしまう悩める天才。

みんな、日本の安全は頼んだぞ!



ほかにも、

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日本から企業派遣できたKちゃんのお別れ会。

Kちゃんのおかげで、日本のピザとパンが一番おいしいと絶賛するアメリカ人や、芸人のようなハッカー、ビジネスの教授を目指す大学院生にまで会いました。



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Nちゃんをはじめ、ツーソンを経つメンバーでお別れ朝食会(7:30am!)。

睡眠不足、脂っこい朝食なんてなんのその、まぶたが落ちてきそうになりながらも、このあとの研究室のプレゼンは大成功。



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兄貴的存在の尾崎豊似のYさんへ、散髪のデリバリーサービス。

あっ、間違えました。この人はツーソンにあと5年間ほどいるようです(笑)




もしだれかに、

「なぜ頑張れるのか?」

と聞かれたら、

「この世の仕組みを理解して、地球を守りたいから」

だけでは、うそだ。



きっと、

応援してくれる仲間の存在や、

応援したくなる仲間の存在が、

ある時には、こいつも頑張ってるからオレも負けらないという競争心や、

またある時には、週末の飲み会のために仕事を終わらしてやる(笑)という、

頑張れる力を与えてくれるんだなって思う。



これは決して今別れた仲間だけに当てはまるものじゃなくて、

高校時代の友達が結婚したり、子供を産んで頑張っているのを聞いたり、

大学時代の後輩が、仕事を得て、頑張ってるの報告を受けたり、

学部の研究室の同期が、プロカメラマンとしてテレビや新聞で活躍してると、

「かっこいいな~、負けてらんないな~」

って思える。



いつも当たり前のように周りにいてくれる人間が、

実は一番、頑張れるエネルギーになっていたりするのかも。

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こうやって出会った人の数だけ、

生きる糧になるのだとしたら、

すばらしいですね。