令和6年1月14日、無量寺境内のしだれ桜、

ついに伐木しました。

雲ひとつない晴天の下、
たくさんの方に見守られる中、
供養の作法読経。

その後、クレーンを使っての伐木です。大きく枝が広がってるので、大型のクレーンを2台使っての作業。
すぐ横に、本堂や護摩堂があるので、作業をしてくださった石丸造園緑化様も一つ一つ慎重丁寧に進めてくださり、、、

3時間あまりの後、かろうじて今年は花が咲きそうな枝を残し、伐木を終えました。

多い時はシーズンで一万人、関西やさらに遠方よりも来ていただいた方もいらっしゃった、当山のしだれ桜。

たくさんの笑顔や楽しい声、

夜の幽玄な姿、

風が吹いて空に舞う無数な花びら、

毎年やってきてた蕾が膨らむ楽しみと、
散る寂しさ。

それらがまた味わえるのは、今植えてる7本の桜が大きくなる5年後か、10年後か、もう少し先か。

諸行無常、
全ては常にあり続けるものはない、
変化していく事こそ、
「自然」の姿であり、
心身と五感を見つめ直して、
より自身を自然にニュートラルにする

、、そんな事を考える機会をいただきました。

この世は善い悪いではなく、
目の前にある事をどう感じてどう捉え、どう自分自身が在りたいかを問う。

その連続だな、と。

そんな事を思いながら伐木を見てました。