英語の長文読解問題を解く時、分からな単語、知らない単語とにらめっこしていては、時間の無駄です。それだったら読み進めて大体の意味を把握してから回答した方がよいです。
ただ、これは試験に限ったことで、長文読解と言ってもA4ページで1,2枚程度です。
長文読解をしながら英語を勉強する時は、試験とは別なので、腰を落ち着けて文章とにらめっこすることが大切です。
英文の長文読解を軽視しがちな風潮がありますが、長文を読み込んでいく能力は必須です。
「わからない単語は飛ばしても良い」というのは、あくまで試験中の長文読解だけです。普段の勉強でわからない単語を飛ばしていたら、勉強になりませんよね。
仕事や試験中だったら、飛ばしてもOKですが、勉強中もスルーしたら語学力がアップしませんので、ご注意を。
中級レベルになってくると、知らない単語が出てきても基礎的な文法構造を理解しているし、語彙力も付いているので、多少未知の単語があっても概要を把握することができるようになります。
これに甘えていると、長文読解能力を磨くことはできません。隅から隅で覚えればいいのでしょうが、人間ですから、当然辛いわけです。気になる単語、自分の専門分野の言葉は手帳に控えておいて、後で辞書で調べるとよいでしょう。
たとえ一度読んだ文章でも、何度も繰り返して読み込むことは記憶に残りますし、暗記にもつながるので王道の学習法だと思います。まずは薄い薄い薄~い本からチャレンジしてみると良いですね。薄い本を読破することで自信にもなります。