昔豊島ミホさんのエッセイにあったのだけど

理由は書けないけど何が起きたかについての結果はら書けると書いてあって

そこに書いてあったのは

出来事ではなく、豊島ミホさんの

心境や考え方の変化だった。


私は逆に何が起きたと出来事は羅列できても

心境の変化はブログや日記には書きにくい。


でも本当に大事なのは起きた事ではなくて

起きた事で私がどう変わったかの方だよなと

小学生の勉強(まだ4年で止まってる)で知ったのである。


なので年末年始に起きた出来事から

私がどう変わったかを書こうと言うことなのだが

これが大変難しい。


高校の時からずっと好きだった人は

実は好きじゃなかったのかも。

と言う25年の激しい勘違いに気がついてしまった。


だとしたら、そりゃこの25年、

おかしいよね。


思ってることとやってくる事

ちがってるわけだから。


簡単に言えば人違いなわけですよね。

好きじゃない人に、

好きって言い続けてるわけだから。


でも私はそうだって思ってるわけ。

ずっと自分を信じてる。

私はこの人のことが好きなんだって。


でも言われてみれば確かに

本人を目の前にすると「好き」と言えない。

言葉は出かかるけど、口からは出ない。

絶対に出ない。

それは自分が意気地なしだからなのだ。。

と思っていたのだけど

これはもしかして本心では

この人ではない。と気がついていて

好きでもない人に好きなんて言えない。

と言う事態に陥っていた可能性がある。


じゃあ本当は誰のことが好きだったのかと言うことになると、

オタマトーンだのテルミンだとか

私が相変わらず、そう言うことが

好きであることを当たり前のように知っている

高校の同期だったのではないだろうか。


忘年会で隣にいるその人は

高校の頃も、卒業してからも、

そして25年経っても、

何一つ距離感が変わらない人で

私が喜ぶことをいつも提案してくる。


ちなみに結婚してて子供もいるのだが

それだって別に何かを思ったりもしないのだ。


お互いの人生に何があっても

全然変わらない距離に居続けてるこの人って

実は運命の人なんじゃないか。。。


大事にしなければならなかったのは

こっちだったのでは?!?!


と今更気がついたりして

激しく年末年始に凹むことになった。


好きな気持ちを抱いていたのはこっちだったのに、

別の人に抱いてると大きく勘違いしていたのだとすれば、

25年を取り返すなんて不可能だけど

気がついたのだから、これでやっと、

謎解きが終わるのではないだろうか。


好きと勘違いした人には

去年、あなたは先輩です!!と謎に宣言したわけだが、

実はずっとそうだったんじゃん。


ただの先輩であって

好きな人ではなかった。。。


と言う激しい勘違いを目の当たりにした私は

会社の同期にもきっと同じことが発生してるに

違いないと悟ったのだ。


好きと言えないんじゃない。

好きじゃないんだ。。。


と思い、過去の自分の誤ちを

謝罪するにとどめ、そして会うことは

絶対ないわけだから

メールぶちこんで終了しよう。


と思ったのだ。


過去から今に続く大きな勘違いに気がついたことで、

私の心はなんてこった!!!!

となっているまま仕事を迎えた。


好きって気持ちすら相手を

間違えちゃう私と、

今後もよろしくするしかない。


好きな人に好きと言えなかったら

その人のことは好きではない。


って知った年末年始でした。