「気持ち良かった?」
長い一戦を終えて、辺りを片付けていたA美さんが聞いてきた。

アナルに象徴される特別な快感を覚えた訳ではなかったが、初めて体験した深いエクスタシーに、自分は感激しA美さんを絶賛した。

「ホント~ぉ?お世辞でしょ?」
彼女は笑った顔が可愛いと思った。一方的に責めて、焦らしまくっていた攻撃的なA美さんとは結びつかない表情をしている。

「初めての割に反応良かったわよ。結構、良い声、出すしドキドキあれだけ感じるって事は、Mかもよ。」

自分がSだとかMだとか、確認したことはなかったが、今日のプレー内容からすると自分の立場はM役だ。

A美さんの言葉責めにも、焦らしにも正直興奮した。

「アナルの方も、はまっちゃいそうね音符良かったら、私がもっと開発してあげるわドキドキ
A美さんの意味深な誘惑に体が反応し、たった今、果てたばかりのペニスは再び力をみなぎらせた。

自分はこの先、どんな体になってゆくのだろうか。変態的なM男に変貌するのであろうか?あれこれ考えを巡らせていた自分に、A美さんの再攻撃が始まった。


結局、その後、自分はA美さんのクレバスに肉棒を擦り合わせる、いわゆる素股で二度目の放出を果たし、満足裡に店をでた。

帰りの電車の中で、車窓から流れゆく景色を眺めながら、A美さんにはしばらくお世話になるだろう、そして更に深い快感を求めてるためには貪欲にして、あらゆる経験が必要なのだろうと感じていた。