なんとも不可解な記事である

どうしてかというと、アサド政権が化学兵器を使用したとの印象を当たる内容になっているからなのだ。
記事にもあるように『誰が化学兵器を使用したかについては言及しなかった』のであって、アサド政権を罰するには証拠不充分と思えちゃうのだ。
化学兵器の使用云々以前に、自国民を難民化させた責任のほうが重大で、これは証拠を示すまでもない。
なにしろシリアの人口の10%が国外に逃れている。
治安を維持できない政府と、それによる被害こそ国際社会は関心事とせねばならないんじゃないのかな。
国際連合は未だに第2次世界大戦の戦勝国による体制だから日本から見ると不可解なことばかりだけど、今回も大国の意図がたっぷり感じられる。
シリア国民の意思や希望が伝わらない中にあって、何が正しいかなんてわからないのだ。
国連難民高等弁務官事務所によれば、シリア難民は遠いイタリアを目指すほど行き場を失っているようだ。
気の毒では済まされないほど悲惨な状況である

シリアにおける化学兵器使用が世界に衝撃を与えたことで、その被害者たち(現在生き残っている人々)についても関心を寄せてほしいものだ。
また、米国のCNNによれば『国連調査団、再びシリア入り検討』をしているのだそうだ。
今度は犯人探しが主題かもしれないね。
でも、主犯が誰であるかはわからないけど、被害者はハッキリしている。
その被害者たちにとって犯人探しに人やお金をかけるより、シリアに治安を取り戻し、自国民によって裁きの場を持てるようにするのが最善である。
独善的な大国の意図がシリア国民の意思に適っているとは思えないからだ。
他国に干渉す歴史を繰り返す欧米の主張を鵜呑みにすれば、かつての悲劇は繰り返されるだろうね。
少なくとも中東の歴史は欧米の干渉でメチャメチャにされてきた経緯があるのだから、それを念頭におけば、シリア政府以上に干渉したがる大国こそ粛清すべきじゃないかと思えてしかたがないのだ。
【参照記事】
・反体制派関与で「新資料」=化学兵器使用-シリア
時事ドットコム 2013/09/18-17:53
・国連調査団、再びシリア入り検討 化学兵器使用巡り
CNN 2013.09.18 Wed posted at 19:00 JST
・パン国連事務総長、報告書はアサド体制の化学兵器使用を明記しておらず
Voice of Russia 2013.9.18 11:36
参照
・シリアにおける化学兵器使用問題に関する米露合意について(外務大臣談話)
外務省HP 平成25年9月15日
・イタリア南部を目指すシリア難民が急増
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) 2013年9月13日 ジュネーブ発

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