テコンドー少年のときも、アイドルとしてステージに立つときも、演技を始めた今もキムヨハンはいつでも差し障りがない。不慣れでもすぐに笑って楽しむ。目まぐるしい世界の中でそうやってバランスを取っていく。
今日自身の自然な姿が込められているようですね
こんなにもナチュラルなムードの画報は初めて撮りました。いつもステージに合った濃いメイクに服も華やかなものを着ていたんですけど、今日は基本的なものだけして撮影をしたんですよ。初めは少しもっと飾らなきゃいけないんじゃないか、ぎこちないなと自分なりに感じていたようです。
最近はどのように時間を過ごしていますか。
休みの日にはテレビとNetflixを楽しんで観ます。ときどき僕の映像も探して見ます。外にも出たいしペンにも会いたいけど、今は外出が難しい状況じゃないですか。でも、体を一生懸命作っています。アイドルキムヨハンでも、俳優キムヨハンでもいつでも呼ばれれば出ていけるようにです。
映像の中の姿を見ながらどんなことを考えますか?
僕がモニタリングをたくさんする方なんですけど、不足している部分が一番先に見えます。その次に、早くステージに立ちたいとすごく思いますね。
ステージの上に立つことは楽しいですか?
短い時間だったけど ‘X1’ としてステージに立ち、歓声を聞くたびに戦慄を感じました。それも気持ちのいい鳥肌です。テコンドー大会に出て1位になる時とは違う感じです。
8月放映予定の〈学校2020〉にキャスティングされたという知らせが話題になりましたね。それも主人公としてです。
‘学校’シリーズがあまりにも有名な上に、主人公を務めるということにすごく心配しました。経験が極端に不足していることを誰よりよく分かっているので、機会があるたびに心配は山ほどだと言っています(笑)
何がそんなに心配なんですか?
自然に演技することです。この前台本のリーディングをしました。セリフの最後を少し上げなきゃいけないのか、すべきではないのかも悩みですが、ジェスチャーと相手との交感まで一度に気にしなきゃいけないので、すごく難しいんですよ。それでも、自然じゃなきゃいけなくて。
それでも一生懸命準備しているそうですね。
台本を一生懸命見ています。マネージャーヒョンとセリフの読み合わせをしたり、一人で色んなトーンと姿勢で台本をリーディングしています。演技授業を受けているんですけど、先生が僕が早く上達する方だと言ってくださって、とてもほっとしました。
研究中の主人公‘テジン’はどんな少年ですか?
とりあえず僕と似ている点が多いです。豊かではない家庭だけど、運動を一生懸命して、黙々と妹たちの面倒もよく見ます。恥ずかしがり屋で本心を表現するのは下手ですが、心は優しい子です。
‘学校’シリーズのうち面白かったシリーズは?
〈学校2013〉を面白く見た世代です。イジョンソク、キムウビン先輩の‘ブロメンス(brother + romance:男同士の強い絆で結ばれた関係性)が本当にすごかったです。
22歳のキムヨハンは少年と男性のうち、どちらが近いと思いますか?
男性美が目立つ方ではないですけど、僕がまたそう‘赤ちゃん赤ちゃん’しているわけではありません。でも、ときどき初々しくロマンチックな少年時代が恋しくもなります。
学生時代が気になりますね。
ただのテコンドーに熱心に取り組む子でした。明け方に運動して授業を聞いて、午後と夜間にまた運動して、いつも疲れが溜まった状態で生活していましたね。大学入学後も運動のためにMTに行けなかったことが一番残念でした。だからといって友達ができなかったわけではないです。すごく人とまるまる過ごす性格なので。
疾風怒濤の時期(思春期や反抗期)はありませんでしたか?
本当になかったです。今もそうだけど、幼い頃はお父さんが本当に怖かったんですよ。一度も歯向かったことがないほど。だけど、お父さんが言うには、僕にも思春期があったそうです。同意はしませんけど。
13年間テコンドーをしながら、国家代表常備軍としても抜擢されましたが、果敢に諦めてアイドルに挑戦しましたね。
人生をかけたことを一瞬で諦めることは簡単なことではないじゃないですか。テコンドーのコーチの仕事を長くしてきたお父さんを説得することも簡単ではありませんでした。それでもやりたいことだから挑戦しました。〈PRODUCE X 101〉に出演する前に、両親にこう言ったことが記憶に残っています。“運動じゃなくてもうまくやるし、うまくいく”と。ある意味とりあえず投げてみた言葉だったけど、今となっては少しずつ恩返しをしているようで誇らしいです。
長い間のテコンドーの経歴がアイドルになったことで、役に立った部分は?
しっかりとしたメンタルと体力が得られました。そしてダンスを踊る時、運動を長くしていたからなのか力が良いという言葉をよく聞きます。
放送で‘アイドルはなんでもできると思っていなきゃいけない’という言葉をよく言っていましたね。
その時は歌とラップ、どちらも上手くやらなきゃいけないと思ってそう言いました。だけどステージの上では歌うだけで立派なアイドルになるわけではないんです。最近はバラエティも上手くやって、コミュニケーションも上手くやらなきゃいけないし、演技にも挑戦する以上、上手くやらなきゃいけません。
新しいことを習うときのノウハウがあるなら
ノウハウよりマインドが重要だと思います。〈PRODUCE X 101〉に出演しながら、ダンスと歌を最初に習ったとき、僕も実は負けん気でやっていました。今は演技がそうです。上手くできない時もあるし、良くない評価を聞いたりもするけど、‘やり遂げてみせる’という気持ちで踏ん張ります。そうしたら、少しずつ上達して後に楽しくなります。
次から次へと挑戦する力はどこから来るんですか?
挑戦することは楽しいです。心配こそするけど、あまり怯えず、怖がらない性格のおかけでもあるようです。
日常で難しいと感じる瞬間は?
割り勘があまりできません。ナイフのように(約束をきちんと守ること)半分ずつ分けて会計するよりも‘この前はお前が払ったから今回は俺が払うよ’と言うスタイルです。
感受性が特に豊かになるときはいつですか?
イヤフォンをつけて歌を聴きながら眠る習慣があります。そうすると自然と歌詞を噛み締められるんですけど、つられて考えることが多くなります。あまりにも没頭しすぎて、泣きそうになるときもあります。夜には‘J_ust’の‘Listen and Sleep’ ‘2AM’のような静かなバラードを選曲します。
新しいスタート地点に立っています。これからも失わないという誓うことがあるなら
謙遜です。どんなに良いことがあっても傲慢になったらダメだと言ってくれた両親の影響が大きいです。達成感に深く浸る方ではありません。
機会があるたびに家族への感謝の気持ちを表現してきましたね。
家族は誰にとっても‘涙ボタン’じゃないですかね?この前妹の誕生日プレゼントに財布を買ってあげたんですけどすごく気に入ってくれたんです。その姿を見て僕も気分が良かったです。最近お母さんと僕の役割が変わった気がするとよく思います。いつもお母さんがしていたことを僕が少しずつやっているんですけど、もう僕がしなきゃですね。
20代をどのように過ごしたいですか?
たくさんのことをしてみたいです。アイドルとしての欲も大きいです。どうせなら一番若くて輝く20代にアイドルとしての人生を十分に楽しみたいです。
特別な能力を夢見たりもしますか?
手が触れるだけで何でも金に変わる能力?(笑)瞬間移動は人がとても怠けそうです。ありのまま生きるのが一番良いと思います。



