昨日の記事で予想したとおり、『気になる部下』のテーマは今日で終了します


A子から、先程返信が来ました。


慌ただしくすみませんでした。ただ退職は実家の都合でこの時期になっただけな
のです。わりと急だったので本人も予想外でして。Murphyさんはよき上司として尊敬してます。本当にお世話になりありがとうございました。せまい業界なのでま
たどこかでお世話になるかもしれませんがどうかよろしくお願いします!

A子らしい真面目で一般的な返信である。もう、会わずにお別れですな。

昨日の晩、寝る前に色々と考えたが、

『結局、A子はベルリンの壁のように厚く、高い心の壁を築いていて、私のような小者にはそれを崩すことが出来なかった。』

と感じた。


残った以下の疑問は、今後の人生の楽しみとしてとっておきたい。


①A子は果たして、どんな男性と付き合い、結婚することになるのか?

②A子はMurphyのことををよき上司として尊敬しているというが、なぜそこまで会いたくなかったのか?


それから、昨日、今日の一連のことで思ったのは、多分現状では、A子とMurphyは若干、価値観が違っているということも分かった。


具体的には、例えば、Murphyにとって、

退職するときにお世話になった方々に事前に相談するとか、最終出勤日にご挨拶をすると言ったことは、最優先事項である。そうやって、たくさんの先輩、後輩、同輩、先生等に支えられ、助けられ、今があると痛感する。こういったことに価値を置く人なのである。


しかし、A子はこういうことを多少、軽視しているように思えた。今だから言うが、A子に対する引き継ぎのために、自発的に行ったことに掛かる時間は結構ある。それは結局、彼女が頑張って欲しいという期待をこめてのものだったが、そういったMurphyの行為(好意)が彼女のココロまでは響いてなかったようで、寂しかった。


昨日、メールしたH子からも、その後メールが来た。


私も経験ありますが価値観は人それぞれだから。気にしないで。そして相手も責
めないで。人の考えは色々だから。長い目で見てあげてください。

H子は29歳であり(A子は弱冠25歳)、少し大人だから、こんなこと言えるのか?彼女のこのコメントには惹かれた。良い事言うじゃない。。


でもね、じゃあ、何でA子に拘っていたかと言うと、彼女ならこういった不足している点も指導していけば、改善される余地が大きいことを知っていたから。今はパーフェクトでなくても良いけど、何か失敗したり、反省したときには、改善する努力をすることが出来ると思ったの。で、そういう姿を見るのも楽しみだったの。


因みに、A子はこれからは、お父さんと仕事をするという訳で、彼女に誰が教育的指導をして行くのだろうか?そんなことはもはや、私が気にすることではなさそうだ。

3月から9ヶ月に渡って、48回書いた『気になる部下』のテーマはこれにて、完了です。

他のテーマでBlog自体は続けていきますので、これからも気軽に読んで下さいね。