ライブドア関係の本というかホリエモンの本は結構読んだが、ミキティーの本が出版されたので買ってしまった。
どちらかと言うと、ミキティーよりホリエモンが好きであるが、この本を読んで、三木谷さんの本が身近に感じられた。
児玉 博
“教祖”降臨―楽天・三木谷浩史の真実

堀江社長は天才と言うか、もともと頭の回転が速い方だから、周りがみんなバカに見えているように思える。だから、東大を中退してもなんとも思っていないと思う。しかし、三木谷社長は一浪して一橋大に入学、興銀からハーバードでMBAをとって、起業されたということで、サラリーマンも経験している。この本にも書いてあるが、この点は三木谷社長のバランス感覚の良さにも影響してるんでしょうね。


でも、非常に常識的ですよね。セオリーに従っている感じで、勝手な見方ですが、面白みがない。その点、ライブドアは面白い。近鉄バッファローズを買収しようとしたり、ニッポン放送の株を買い占めたり、発想が斬新なんですよね。誰もが考えていることからは、簡単にか儲けられない。


ちなみに、楽天の時価総額は987,905百万円で、ライブドアは492,016百万円である。

もっと上を行く、ヤフーは3,865,983百万円であり、ソフトバンクは1,732,886百万円と上には上がいる。

(数字は2005年8月12日現在)ライブドアもヤフーを目指さないといけないんでしょうね。


この本には、ソフトバンクの孫社長のことやライブドアのニッポン放送も触れられていて、楽天のことだけではなく、ソフトバンク、ライブドアのことも触れられている。楽天のことをもっと知りたかった私には少し物足りなかったかな。