僕の朝のルーティンというか拘りは、先ず漢字のドリル 笑記憶力がいかに曖昧なものかを毎日思い知る。
そして英単語や熟語のドリル これもとても役に立っている。些細なスペルミスがあることを痛感する。

それでも頭が動かないというか、眠気から醒めないならば、アメリカの猫オジサンに電話する。1時間以上も話しちゃったよもう。

猫オジサンとは長い付き合いだ。彼が僕の勤めていた大学の非常勤講師をしていた時に知り合った。
彼は医学部の英語を担当していた。彼に遭ったのは、キャンパスの自転車置き場で花と戯れていたのを見た時のことだ。

デッカいしろくまみたいな、ブランドの髪が風に靡いていて、キラキラしたして綺麗だった。
花を愛でる人に悪い人はいない。僕は暫く遠くから猫オジサンを観察して、話しかけてみた。
僕は結構、いやかなり人見知りする性格だが、同時に積極奇異型なのかな?人に興味がある。
話しかけたら、フレンドリーに連絡先を交換してくれた。綺麗な蒼い目。

猫を愛するオジサン先生は、僕の瞳に食い入るように見つめて、質問攻めにする。
どうやら、このオジサンとは気が合うような気がする、僕は直感でそう感じた。
というか、かなり寛容な、教養に満ちた洗練された人だ。
猫オジサン。僕のネコオジサン。

欠点?忘れっぽいことだ。人の名前、約束、法律、何でも忘れる。名門大学を飛び級で卒業して、キルケゴールとか読むのに、
この人の脳みそはどうなってんだ?と思う。
そして、情熱的でロマンティックな人だ。花やバレンタインのカードを欠かさない。
困った僕の猫オジサンだ、でも彼がいてくれて僕は本当に助けられている。
他人はあれこれ言うよ?けれども僕らはソウルメイトなんだ。