夜中、散らかった部屋で、石川文洋さんの本をみつける。60年代ベトナム戦争を、その後カンボジア、アフガニスタンと戦地を、その眼で、カメラのレンズで見つめ続けた。
自らの生い立ちから、なぜ、戦地に赴き、シャッターを切り続けてきたのか、そして彼は言う「死んではいけない」。
文洋さんは自らを語らなかった。
シャッターを切ることで語ってきた彼が、
書くことをしなかった彼を、つき動かした(まったく書くことがなかったのではないのでしょうけれども、僕のバカちんで)。
戦場で死にゆく兵士、殺される民間人を目の当たりにしてきた彼が言う。
いろいろな捉えかたはあると思いますけれど、読んでみてください、それから、それから。
とにかく、
死んだらいけない。
