アマゾンプライムに最近追加された中の一本。
この作品は二時間以上ある。
なかなかの強敵だ。
シャッターアイランド アメリカ 2010
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180710/22/murooji/83/8c/j/o0354050014226802856.jpg?caw=800)
ディカプリオの映画を観るのはキャッチミーイフユーキャンぶりだろうか
ディカプリオは正直あまり好きでもないし、キャッチミーもそんな面白い映画でもなかった
シャッターアイランドのキャッチコピーはこんな感じ↓
1.精神を病んだ犯罪者だけを収容する島から、一人の女性が消えた。
2.この島は、何かがおかしい。
3.全ての謎が解けるまで、この島を出ることはできない。
※この映画をまだ観ていない方はネタバレしてしまうため、ここから下を見てはいけない。
~登場人物~
テディ 保安官 ディカプリオ
チャック テディの相棒の保安官
院長
簡単に流れを説明すると
保安官テディ 謎の島へ
↓
この島なんかおかしくね?
↓
衝撃の事実
怪しい島でなにやら陰謀が渦巻いている。
そんな冒頭から始まった。
船内では船酔いのためか、テディがゲーゲーしている。
テディはその島の謎を暴くため、ボストンからフェリーで島に向かっているところだ。
相棒にはチャックという保安官が同行する事に。チャックとテディはこの時初対面だった。
テディには妻、子供3人がいたが、全員亡くなっている過去を持っている。
島に到着すると、何やら警備が厳しく、ピリピリムードが漂っている。
この島は犯罪を犯した治療不可能なレベルの患者を集めた施設といことらしい。
門入り口で銃を預かると言われ手渡す事に。
施設の院長と会うと、レイチェルという女性患者が、施錠した部屋から脱走したのだそうだ。
警備の厳しい施設から逃げ出す事は相当難しいだろう、これはおかしい。
テディはレイチェルの捜査を始める。
部屋には靴とメモが残っている。「4の法則 67番目は誰?」何かの暗号だろうか
レイチェルの主治医だったシーアンに話を聞こうとしたが、シーアンは休暇で島の外に出ているのだという
こんな時に休暇、これはますます怪しい。
院長の屋敷でナーリング医師と出会う。こうなったら全員怪しく見えて仕方がない。(個人主観)
施設内の個人情報を見せろとナーリングに伝えるが、理由をつけて断られてしまう。
ここからテディの夢はなにを表しているのか???
妻が出てきて、灰みたいなものが舞い、妻のお腹から血?みたいな物があふれ出て…テディは飛び起きる。
テディは悪夢?に苦しむ事が多く、元々テディの頭がおかしいのか、
島の陰謀に頭が狂っていくのか、わけがわからない。
最初におかしいと思ったのは、保安官として初めて行った島にもかかわらず
なぜか中の仕組みを知っていた事だ。しかも中の患者がフレンドリーなのか、
気が狂ってるのか、テディに手を振ったり、口に手を当ててシーっとしてきたり、
本当は島に来るのは初めてではないのではないかとも思えた。
次は施設の患者を調べる事に。
ピーターという男から話を聞いていると、なにやらこいつはゲスやろうのようだ。
それが許せなかったのか?テディはノートに鉛筆をこすりつけ、不快な音を聴かせ続ける。
悲鳴を上げながらアイツには会いたくない(泣)とピーター退場
次は女性のカーンズだ。
レディスという患者の話を聞いてみるが、カーンズは怯えて席を立って出て行ってしまった。
レディスとは誰だ?チャックはテディに聞くが、俺の問題だからナイショ状態だ
テディは妻を殺した犯人を捜している???
レディスはテディ一家の住んでいたアパートの修理人だったが、
マッチを擦って火をつけた放火魔らしい。
テディはその事件後、この施設にレディスいるとの情報を見て島に来たようだ。
チャックに「レディスを見つけたらどうする?」と聞かれると
テディ 殺すつもりはない。ただ、この施設の秘密を暴いてぶっつぶしてやる。
チャック ただ、タイミングよく事件が起こりすぎてやしないかい?俺らはハメられているんじゃ。。
タイミングよく施設の迎えの車がやってきて、二人は車に乗り込んだ。
院長らが会議をしている。施設はA棟B棟C棟、三つに分かれている。
全ての患者数を合わせると66名となる。
先ほどのメモ→「4の法則 67番目は誰?」1人足りないじゃないか?
院長 それは違うな。レイチェルが見つかったぞ。
レイチェル (テディに向かって)ジム、会いたかった!
レイチェル あなたは誰!?!キェエエエエ
レイチェルは職員達に抑えられ退場する。
外の天候は大荒れ。危険だから地下に避難する事に。
偏頭痛に苦しむテディ。院長から薬をもらって飲み、また夢をみる。
はっとして起きると、目の前にはレディスがいる。
レディス これが飲みたいか?(酒の入った缶をテディに見せる)
っと思ったらレディスはチャックだった。(これも夢?)
テディの妻が「レディスはここにいる。見つけたら殺せ」
今度こそ目が覚めると、建物は停電しており、患者が脱走できる状態になっていた。
危険なC棟に向かうテディとチャック。
1人の患者に襲われるテディ。反撃して患者の首を絞めるが、チャックが止めに入る。
レディスの幻覚?をみて、その後ノイスという男と会う。
ノイス これは仕組まれたゲームだ。ここに来て一人になったことはなかっただろ。
ノイス チャックは施設の回し者だ。真実を知るか、レディスを殺すか、両方はできない。どちらかのみだ。
テディは灯台へ向かう。
チャックも合流するが、1人で行くと聞かないテディ。
断崖絶壁を素手で降りるテディ。あまりの無謀さに二度見するレベル。
奇跡の怪我せず崖の下に降りると、そこには洞窟がある。
そこにはレイチェルがいたのだった。
見つからないように日によって居場所を変えているのだという。
こんな場所で場所を変えながらなんて絶対無理だろう。
昔は精神科医をしていて、今はこの施設にいるのだという。
この施設のヤバイ話を聞かされる。ドリルで穴を開ける手術が~とか言ってる。
レイチェルは、テディが島で飲んだコーヒーや吸ったタバコなどには薬が盛られていたと言う。
薬を飲んで48時間以内に手の痺れが出てくるらしい。テディの手は痺れだしていた。
テディ 友人(チャック)とはぐれてしまったのだが、見なかったか?
レイチェル あんたに友達はいないわ。
テディは再度灯台へ行く事に。見張りの職員をぶったおし、銃を奪って中へ入る。
灯台には怪しい手術室やら秘密がつまっていると思いきや、院長がいた。
とりあえず座れと促される。机の上には預けた銃が置いてあった。
院長に銃を向けるが、弾は入ってないと指摘されてしまう。
テディ 俺に変な薬を盛りやがって
院長 いや、君に最近薬は投与してないよ
テディ ならこの痺れはなんだ?
院長 それは禁断症状だ もう二年間クロルプロマジンという薬を君に投与してきた
テディ ボストンでか!?
院長 いや、ここでだよ。
正気でなかったのはテディだった。テディは自分を保安官と思い込み(元々は確かに保安官だった)
その思い込みに院長から職員ま協力しての「治療」だったのだ。
院長 君の名は、「アンドリューレディス」だ
テディ じゃあチャックはどうした!?!?
ドアが開き、チャックが入ってくる
チャック 私がシーアンだ。
院長全てを説明してテディを論破する。
テディは受け入れられず、机の銃を奪って院長らに向ける
ドキュン!院長血まみれ
院長 幻覚だ。それはおもちゃだ
テディ …。
ここから夢?幻覚を見る。
夢から目覚める。
院長 院長 以前から何度も君の治療を行ない、ここまでは回復した事があった。
だが、ここからが大事なんだ。
レディスの妻が子供三人を殺してしまった事、そして自らの手で妻(うつ病)を殺した事、
全てを受け入れるテディ(レディス)
俺の名前はアンドリューレディス、52年の春に妻を殺した。
レディス(テディ)は全て思い出し、受け入れた。
…
ここから治療を進め、ほのぼのエンドになると思ったが、、、
シーアン 調子はどう?
レディス いい感じだ。ここにいるとロクな事がないぞ。(←また全てを忘れ、自分がテディだと思い込みが始まった)
シーアンは近くにいた院長に向かって、残念そうに首を振る
テディ 奴らなんか気にするな。
テディ どっちがマシなんだろうな。モンスターとして生きるか、善人として死ぬか。
テディはそのまま立ち上がり、院長や職員達がいる方に歩いていく。
シーアンが呼び止めるが、テディは振り向かなかった。
長かった…。正直一度見ただけではわからない事だらけだ。
だが、誰でも少しは内容の違和感について気づけるはずだ。
結局おかしいのはテディ(レディス)だった。
前半から見るとおかしいのは島なのだが、
後半にむかうにつれ、テディがおかしいのではないかと思えてくる。
解説サイトのボリュームも半端ではない。
上映期間中には二度見キャンペーン、超吹き替え版など、
様々なものがあったそうだ。
ネタバレを見てしまった方も、あえて注意しながらシャッターアイランドを観るのは良いと思う。
↑あまりに書くことが多すぎて、半分以上省略している。
覚悟して見たが、見るのもブログに書くのもきつかった。
また更新します。では。