T様からリクエストを頂いた。
アマゾンプライムでは配信されていなかった為、TUTAYAで借りた。
時期的には君の名はと被っていて、その影に隠れていたイメージが強い。
↑を見ると、予想以上にメインキャラが多い。
石田将也 主人公男 元いじめっこ→いじめられっこ
西宮硝子 耳が不自由な女の子
最初は小6からの話で、石田のクラスに西宮ちゃんが引っ越してくる。
クラスの皆は手話が使えないので、筆談用ノートを使ってコミュニケーションを深めようとする。
だが、何やら様子がおかしい。
なるほどね。いじめね。よくあるパターンだ。
だが、個人的に西宮ちゃんがいじめられるのはまだ予想内だが、
積極的にいじめているのは石田だ。主人公だ。おめぇはなにやっとるんじゃ。
年頃の照れ隠しというわけでもなく、これはアカンいじめ。
石田の周りには2人モブ友がいたが、これは省略する。
もう1人性格の悪そうな女の子がいる。植野だ。
なんとなく石田の事が好きなんじゃないかと思ったが、後にわかるだろう。
植野は手話を率先して覚えようとした女の子、佐原さんをいじめて転校させてしまう。
石田は石田で、西宮ちゃんの補聴器を壊すなど中々のゲスっぷりだ。
その後、学級会で悪事がばれ、石田はつるし上げられる。
植野も主犯格だったように見えたが、ほぼ石田が全てをかぶることに。
石田は母親と一緒に西宮母の元へ謝りに。
170万円の補聴器弁償代を持って。
石田が素直になれない事もあって、結局2人は仲直りをする事ができなかった。
その後はいじめっ子あるあるだが、逆にいじめられる事になる。そこで回想は終わる。
ホワホワホワ~ ここから高校生偏となる
すっかり身長が伸びた石田は、昔の勢いはなく
おとなしいというよりは、トラウマをかかえた青年になっていた。
人間不信の方が近いだろうか。
学校に登校はしているが、クラスのまわりの人間の顔のほとんどに×印が付いている。
なにこれ?心を開けないってことかな?
約5年経ったいま、母に弁償代を返すが、石田は自殺しようとしていた。
けれどもずっと気にしていた西宮ちゃんのところへ出向き、謝罪をしにいく。
あれから石田は手話を覚えていた。
謝罪をしつつ、友達になって欲しいと手話で伝えると、仲直りすることができた。
2人は手話教室の近く?の水門橋で鯉にえさをあげていた。
小学校の回想でも西宮ちゃんえさあげてたね。生き物すきなのだろう。
学校では、なにやらおかしな髪型の同級生が不良?に絡まれている。
長束というらしい。
不良にチャリを貸してくれと頼まれているが、完全に口実だ。こいつは絶対返さないタイプだ。
そこで石田は不良に声をかけるが、自分のを貸してしまった。
その後、長束も気にしていたのであろう。不良が田んぼに石田チャリを捨てたのを発見して
その後2人は親友となる。(若干長束の押しが強い)
空気よめない系の男だが、イイ奴そうだ。未来の彼女はかわいいと予想!
西宮ちゃんの通う手話スクールに石田が出向くと、何やらまた新キャラがでてきた。
髪の長い少年? いや違うね。と見せかけた少女だろう。西宮ちゃんの妹だった。
たまにそのまま少年というパターンもあるが、話しに出す意味もないので、そうなるよね。
歳のわりに達観していて、ニコンの高そうなカメラを持っている。
しかも家出?していた。
てんやわんやあったが、妹とも仲良くなる。
その後、5年ぶりに佐原さんと再会。
道端で偶然?植野とも再開する。
ははーん。これは間違いなく植野は石田に気があるね。間違いない。
だが、ここで向かいの横断歩道から西宮ちゃん登場。ナイスタイミングだ。
西宮ちゃんは本格的に石田に好意をもち始め、後日髪型をポニテールに変えて
すきぃ!と石田に告白をする。
だが、石田はそれをつきぃ!と勘違いしたのか?気持ちは伝わらず。
いやいや!これはラブコメ主人公ばりにおっとぼけやんけ!まぁ、仕方ない…。
その後、石田と同じクラスの川井(小学校でも元同じクラス)と真柴とも仲良くなり、
みんなで遊園地に行くことに。
ここの絵は完全にリア充。キラッキラ青春時代ってかんじだ。
昔は色々あったけど、今は楽しいよね♪キッラーン!
となりそうだが、ここから再び関係がこじれてしまい、皆バラバラに。
個人的に川井と真柴はちょっと苦手だ。真柴の目つきはキョロ充or途中で裏切りキャラのアレだ(私情)
そして、その後石田は西宮ちゃん&妹&母と花火大会へ行く。
この時、勉強をするからと西宮ちゃんが帰ってしまうのだが、
妹が石田に家からカメラを取って来て欲しいと頼む。
いや、これは自分でいけよと。。
石田が西宮家に戻ると、西宮ちゃんが自殺寸前。
奇跡的に助けられた!と思ったら今度は石田が落下!!
石田こん睡状態。これもうアカンやつか?
石田病室では植野が彼女面しながら西宮ちゃんにいじわるしてる。
植野は地球がひっくり返っても西宮ちゃんの事が嫌いみたいだ。
そりゃそうだ。恋敵みたいなもんだ。普通の嫌いとはおそらく違う。
ここでこん睡状態から復活した石田は水門橋へ。
そこで西宮ちゃんに改めて謝罪を伝え、生きる事を手伝って欲しいと言う。
ふっきれた石田は、今までまわりの学生達の顔がみれず×ばっかりだったが、
見事に全員ぺらっとはがれていた。
よくあるお花畑恋愛映画とは違い、テーマも難解なため雰囲気は若干暗い。
けれども、特にカップル2人がとても爽やかで、すがすがしい映画だった。
恥ずかしながら、聲の形の漢字を間違えており、葦の形だと思ってた。
これは恥ずかしい。葦の形ってなんやねん。
ちなみに聲という漢字は
それぞれ「声と手と耳」が組み合わさってできているという説があることから
作者は使用したのだそう。これは映画をちゃんと観ないとよくわからないよね。
蛇足だが、川井&真柴はお似合いだが、この2人はうーんって感じだ。話の中で、特に真柴いらなくね?
最後に文句ばかりになってしまうが、一番の文句は
花火大会に4人で行って、しかも打ち上げ時間ギリギリだ。
そんな時間に行って、4人分のシートを広げられる場所なんてあるのか?
花火大会で朝から場所取りの辛さを知る私としては、これは許せない。
田舎は土地広いから~♪とか言われたら何もいえないが、
どうでも良いところで一番目がいってしまったのはここだった。
T様リクエストありがとうございました!30代にはなかなか眩しすぎる映画でした。
また更新します。では。