マクラーレンと言えば何が頭に浮かぶでしょうか?セナVSプロストのマクラーレンホンダ?ニキラウダと死闘を演じたJハントの名車M23?それともルマン24時間レースで初登場、初優勝したF-1GTR?
私にとってのマクラーレンは創始者のブルースマクラーレンがまだ生きている時代のオレンジ色のレーシングカーたちです!
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黄金コンビと言われたデニスハルムとの2ショットです。
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ブルースマクラーレンは1959年クーパーでF-1デビューを果たし最終戦のアメリカGPで初優勝しました。22歳104日での最年少優勝記録は2003年にアロンソに破られるまで実に43年間誰にも破られませんでした。
63年にティディメイヤーらと自分のチームを結成しました。
フォードとのつながりもありルマン24時間レースでは1966年に同郷のクリスエモンと組んで優勝しました。
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フォードにとっても宿敵フェラーリを破り初優勝でした。
そして当時アメリカで隆盛を極めていたカンナムレースではデニスハルムとともに4年連続チャンピオンに輝きました。
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67年のM6Aから71年のM8Fまでの名車たちです。
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カンナムカーのM8Dは当時凄く大きなレーシングカーだと思ってましたが、こうしてMP4-12と並べると意外と小柄ですね。
そしてこのM8Dのテスト中だった1970年6月2日グッドウッドサーキットで突然リアカウルの留め金が外れてコントロール不能になったマシンは名手ブルースでもどうすることもできなくクラッシュ。その生涯は道半ばで閉ざされてしまいました。
その後、チームは引き継がれマクラーレンの名前は現在も続いていますね。そしてブルース亡き後の活躍や輝かしい栄光はご存知の通りです。
マクラーレンのオレンジ色には当時のブルースの出身国のナシュナルカラーだったオレンジ色の意味があり現在でも時折使われているのは後世の人々が創始者に敬意を未だ払っている気がして少しうれしく思いますね。