わたしは自他共に認める酒飲みである。
休肝日は年に3日あるかどうか。
どのくらい酒飲みかというと、
インフルで40度近い熱が出た時も、
旦那がノロで苦しみ悶えている時も
翌日健康診断でも
試験の前日でも
兎に角状況に左右されることなく
1日の終わりには
適量外のアルコールを摂取してきた。
愛読書はもちろん「酒のほそ道」
その他にもワカコ酒やイスラム飲酒紀行など
酒が主体の読み物が大好物である。
(興味のある人はググってみて)
こんなわたしだから、
病気でもない、
妊娠でもない、
なのに飲めない。
そんな今の時期は気が狂いそうになる。
すでに2日程前、暴れた。
こんなにも
高温期 アルコール
で検索する妊活女子は
私くらいではないだろうか。
最終的にネット上で得られる結論としては
「自分が後悔しないようにね」
ということだ。
ただ、ここで伝えておきたいこととしては
私は人生で後悔というものをしたことがない。
「ない」と言い切ると語弊があるけど、
後悔なんてものは、
詰まる所
その後の行動次第で後悔になるかどうか
決まるのであって、
そういう意味だと、
後悔はしたことがない。
ということなので、
後悔
という単語がイマイチピンとこない。
この時期に飲酒しようとすると
旦那から軽蔑の眼差しを向けられ、
至極悪いことをしている気になる。
まだ、
妊娠してないにも関わらず。である。
そもそも、
妊活には我慢が多すぎる。
ただでさえ修行僧の気分なのに、
同じく酒飲みの旦那のために作る夕飯は
全て酒の肴なのである。
そう、
自分は飲めないのに、である。
そうなると、
もはやウルトラスーパー修行僧
と言っても過言ではない。
そんな今の状況は私にとって
色の付いてない世界にいるようで、
大事な親友を失ったようで
人生にもう楽しいことなんて
ないんじゃないか
とか考え出すほど
深刻な悩みなのである。
とにもかくにも
飲みたくて飲みたくて震えている。
西野カナよりも震えている。
今日1日をどう乗り越えればいいのか
あと何日こんな日々を過ごせばいいのか
酒飲みとして生まれてきてしまったがために
毎日恐怖と戦っている。
あーーーー
飲みたい。
あったかくなってきたから
夜桜でも見ながら
キュッと一杯やりたい。
こんなわたしだから、
生まれてくる子は
生まれながらにして
酔っ払いだと思う。