4回目の移植。

これまでと違うところは初期胚と胚盤胞を2個戻したところ。

それ以外は特にこれまでと相違ありません。

処方された薬も一緒、着床の窓の検査で私は半日ずれているので

移植を半日ずらしたのも一緒、

ちなみに私は凍結卵すべてのグレードが奇跡的に一緒なので、

移植したグレード(4BC)すら相違ありませんでした。

 

症状はまったく気にしていませんでした。

かつて陽性になった方のブログもたくさん読み漁りましたが、

3回の陰性を経て、本当に症状なんて人それぞれで

当てにならんな、と思い知ったからです。

ただひとつ。

子宮口の近さを除いては。

 

以前にも書きましたが、これまでの陰性判定の移植では

移植10日後くらいには、膣座薬を挿入する際に

子宮口がむちゃくちゃ近くなっているのを感じていました。

こればっかりは気にしたくなくても、

毎日2回の挿入時に自分で触れてしまうもの。

できるだけ意識しないよう、考えないように

判定日のその日まで挿入を続けました。

 

2021年1月29日。

早退した旦那さんとともに結果を聞くためクリニックへ。

採血を行い、結果がでるまで40分程度待ちます。

お互い無言。

旦那さんがむちゃくちゃ緊張しているのが見て取れました。

一方私は平常心。笑

本当になんもなかった。緊張も期待も不安もなにもなかった。

なんなら酒飲みてーなーなんて考えてました。

 

40分経った頃。

先生にマイクで診察室へ呼ばれます。

その瞬間かな、本当の意味で確信しました。

 

 

 

陽性だ、って。

先生の声のトーン今までと全然ちゃうねんもん。

診察室に入った時の表情も、もう全然今までとちゃう。

渡された採血の結果は、、hcgいくらやったかな。300弱くらいでした。

うろ覚えですみません。

 

それからは胎嚢確認、心拍確認と順調に成長してくれ、

8週の時に不妊クリニックを無事卒業しましたが、

妊娠期間中は本当にずっとずっと不安でした。

強いおなかの張りがあったり、胎動を感じないとき、急なめまいで倒れた時、、

 

エコーを買いたい、、と本気で考える程度には不安でした。

 

そして2021年10月12日。

予定日超過で促進剤投与となりましたが、無事に出産しました。

 

このブログはずっと気がかりでしたが、

最後に投下した自分の記事が荒れに荒れて(自業自得)、

当時妊娠初期だったのもあり、

攻撃的なコメントに気持ちを揺さぶられたくなく、

ブログはそっとじしました。。真顔

 

ただ、このブログは

こんなことがあったんだ、という記録をのこすため、

自分のために始めた、自分史です。

 

きちんとした形になったのかはわかりませんが、

妊娠したい!旦那さんをパパにしてあげたい!

という思いから妊活を開始し、その夢が叶った今、

この物語はいったん終わらせてあげたいと思いました。

 

特に閲覧注意にはしませんでしたので、

今回見て嫌な、つらい気持ちにさせてしまった方がいらっしゃれば

本当に申し訳なく思います。ごめんなさい。

 

紆余曲折ありましたが、私は移植4回目の2個戻しで妊娠することができました。

結婚から7年です。

二人目を考えるころに、またきっとクリニックに再通院することになると思いますが、

きっとその時は、この、走り抜けてきた7年とはまた違う気持ちだと思います。

なので、私の妊活物語はこれでおしまいです。

 

書いたり書かなかったり、前向きだったり後ろ向きだったりいろいろありましたが、

不妊治療をがんばってこれたのは、同じカテゴリーの皆さんがいてくれたからです。

当時私がフォローしていたほとんどの方がすでに卒業されていますが、

たくさんの勇気と共感を本当にありがとうございました。

 

不妊治療は本当に闇です。真っ暗な闇でした。

どうかどうか、

妊娠を望む全ご夫婦に光が差しますように。