室井輪業

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ロードバイクのメンテナンスします

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6月に行ったオーバーホールキャンペーンの際に行った作業です。

珍しいパターンで、同じモデルの同じサイズって事で10%の割引を適用させてもらいました。

GURUという自転車で、カナダ製だそうです。

フレーム交換ですが、落車したわけでもなく、シートポストの固定が出来なくなってました。

修理も考えたんですが、たまたま同じフレームがあったので交換になりました。

外したコンポを洗浄して組むだけなんで楽勝だと思ってたら、ここにも落とし穴が。

 

いざ分解しようと思ったら、なんとDi2非対応のフレームでした・・・。

 

最近ほとんど見かけなくなりましたよね、油断してました。

配線を通す穴が開いてなく、シフトインナーが通る細い穴しかありません。

外装のまんまで組み直すか、フレームを加工して内装化するか。

新品のフレームで、オーナーはトライアスロンの年代別で上位に入る選手です。

やっぱりちょっと、穴は開けたくないですよね・・・。

かと言って配線をフレームに貼るのも美しくないですし、うーん・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珍しいでしょ、新旧がまったく同じフレームです。

 

 

 

 

 

 

Di2の配線をチョキっと切ってフレームに通しまして、

 

 

 

 

 

ハンダ付けして熱収縮チューブで絶縁して、

 

 

 

 

 

上からもう一回チューブで絶縁しました。

 

普段は面倒なんでしないんですが、配線を切ってフレームに通してから繋ぎ直します。

こうするとフレームは無加工で内装化出来るんで、脚力のある選手が踏んでも大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンクションBは異音防止にシリコンテープを巻いてます。

 

BBシェル廻りのスペースに余裕があったんで、元の外装用を使い回しました。

内装用の方が小さいんですが、配線の向きが気に入りません。

この外装用の方が使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BB下の配線出口は、こんな感じです。

 

リアディレーラーと外装バッテリーの配線は、フレーム無加工にこだわって外に出しました。

このへんはあんまり目立たんので、これでよしと。

 

 

 

とりあえず電動シフト部分はこれで完成しました。

ヤマ場を越えたと思ったんですが、この後もなかなかの難題がありました。

次回に乞うご期待!

こんにちわ、お久しぶりでございます。

オーバーホールキャンペーンが長引きまして、やっと一段落しました。

溜まってる記事を書いてみますね、よろしくお願いします。

 

皆さんにも憧れの方っていらっしゃるかと思います。

野球選手だったりレーサーだったり、世の中にはすごい人々がたくさんいますよね。

僕にも数名憧れの方がいまして、中でも世界で2番目に美しいトライアスリートの大ファンです。

4回お会いした事があるんですが、あまりに美しくて前後の記憶がありません。

そんな方からいきなりメッセージが来ましてね、以下に原文のままご紹介します。

 

 

「カレンよ!お久しぶり。

6月中は10割引って聞いたので、あら、ちがった?

10%引きなのね。

私のうちに2台あるの。

10年使っているBasso(他の人が乗っているの見かけたのは10年以上で2回だけ)と8年位使っているTREK。

一度もOHしてない、Oh, no! 

今年70になったので(カレンじゃないってバレるじゃない)、70才以上3人くらいしかエントリーしていない小さな大会で、年齢別ベスト3をねらっていたので、大会はほとんどないけど、練習だけはしっかりするつもりなので、この機会にOHしたいの。

私じゃないわよ、バイクをね! 

と言うわけで、工房まで持ち込みますが…、私ごとき素人のバイクでも、おねがいできるでしょうか?」

 

 

・・・ったく、めんどくさいなあ!!

思いっきり偽者じゃないですか、そもそも性別からして違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お食事中の方すいません。

 

 

 

 

とりあえず洗いましょう、2台揃ってこんな感じです。

さすがまともな整備が初めてなだけあります、カセットだけじゃなく全部こんなんでした。

そうかと思うと、

 

「カレンよ!古いホイルも使いたいの!出来るわよね!?」

 

との後出しジャンケンがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

追加で新品カセットを加工、掴み代が少ないんでそぉっとチャッキングして、

 

 

 

 

裏面を1.8mmほど削り込みます。

 

 

 

 

はい、7900デュラのホイルに11速カセットが付きました。

 

 

 

 

 

23Tだとどうだか分かりませんが、28Tなのでスポークとチェーンの干渉もありません。

 

 

 

 

 

ロードのコンポが11速になった際、このホイルはメーカーに見捨てられました。

11速対応のフリーボディは開発されず、「買い替えてもらってください」と本当に電話で言われました。

もう数年前の出来事ですが、実際は当時のホイルがまだまだ現役で走ってます。

で、旋盤を買ったら絶対にこの依頼が来ると思ってましたが、半年以上経って初めてでした。

削ってみると本当に簡単に出来てしまい、あっけなく完成です。

お気に入りのホイルが10速カセット付いたまんま眠ってる方、一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

2台揃って完成しました。

 

 

 

 

 

トレックのドマーネと、

 

 

 

 

 

バッソのラグナです。

 

 

 

 

 

ビフォーの写真がないのが残念ですが、ピカピカになりました。

さて、偽カレンさんのエイジ別表彰台は実現するでしょうか?

どこかの大会で見かけたら、是非「北山さんカレンさん頑張って!」と応援してあげてください。

いきなりスピリチュアルな一面をさらけ出すような今日のお題でございます。

お陰様でオーバーホールキャンペーンが大好評で、大変忙しくしております。

当店ではFMラジオをかけてるんですが、聞いてるというか鳴ってるだけというかです。

黙って聞いてりゃ月替わりで同じ曲を繰り返しかける局や、ひたすら「おめでとー!」とか「おいでやす!」とか言うのがメインな局とか、本当にろくな放送がありません。

で、ウォークマンをランダムで再生してみたりもするんですが、そろそろ飽きてきました。

 

先日お昼を食べながらYou Tubeを見てて、なんとなく見た動画に見事にノックアウト喰らいました。

その後毎日何度も見てしまって、こんな音を出せたらいいなあ・・・と妙な方向に行ってます。

その動画がこちら

 

 

 

 
 

You Tubeを見てると、こういう音楽関係の動画もたくさんありますね。

他にも素晴らしい演奏が無数にあるんですが、僕にはこの荒川さんのサックスの音が一番響きました。

本当に綺麗な音なんで、是非聞いてみてください。

 

参考までに、原曲がこちら

これまた癒されます、本当に素晴らしい。

 

 

 

 

 

実は僕は昔吹奏楽をやってまして、サックスを吹いてました。

音楽的な才能もセンスもない一般人なので、吹いてたと言っても「音は鳴る」って程度です。

そもそも吹奏楽なんで、楽団で数十人で合奏するしか経験がありません。

ポップスやジャズなんて程遠く、渡された楽譜を来る日も来る日も3ヶ月ほどひたすら練習しまくって、なんとか吹けるようになるのが精一杯です。

普段は鉄を削る動画ばっかり見てたのに、うっかりこんなん見ちゃってどうしましょう。

仕事が落ち着いたら、久々に楽器抱えてカラオケボックスに練習に行ってみようかな、とか思う始末。

畑の真ん中なんでそのまま店で吹いても良さそうなんですが、お客さんに聞かれたら恥ずかしい。

もし妙な時間にお店が閉まってたら、「ははーん吹きに行ったな?」と察してください。