謎にもほどがあるぞホップ研究所 | コン美味食文化論

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いけずな京女が、コンビニエンスに現代ニッポンの食文化を探求中。食のクロスロードを縦横無尽に放浪してます。


ホップ研究所1


 おなじみサッポロの☆マークがついた「ホップ研究所」なるドリンクを見つけました。

 毎日飲んで実感するホップのチカラ
 「SAPPORO ホップ研究所 ホップエキスドリンク」
 ホップフラボノールHF31含有抽出物100mg配合
 
 で、ホップフラボノールHF31とは?
 
 ビールの原料しとて知られているホップに含まれるポリフェノールの一種。新しいホップのチカラを実感してください。
 
 と缶に書かれているのですが…だからどういうチカラがありまんねん?
 はっきりした効用を書くことは薬事法で禁止されている、のは知っていますが、それにしてもヒントはないのか!
 商品のサイトを見たら「Googleで検索せよ」とまるで宝探しのような指示。
 しゃーないので検索してあれこれ探してやっと発見しましたよ、ニュースリリース。
 
 サッポロビール株式会社(本社・東京、社長・福永 勝)とサッポロ飲料株式会社(本社・東京、社長・赤坂 敏明)は、共同でホップフラボノール配糖体を含むホップ水抽出物に花粉症症状軽減効果があることをヒト試験で実証しました(2006年10月の日本花粉学会で発表予定)。
 
 ぜーぜー(>_<)息切れ
 それならそうと「花粉症対策」をイメージさせる商品名とか、薬事法にふれない範囲でのキャッチコピーをつけるとかしてくださいSAPPRO様。
 フツーは店頭での一瞬の判断で買うんやからさ~。

 それに、一回飲んだだけでは特にこれといった体調の変化もありません。

 (オロナミンCのようないわゆる栄養ドリンクは、アルコールやカフェインを配合しているので瞬間的に元気になったような気がするのです)

 恐らく速効性ではなく毎日続けるタイプのようなのですね。だとしたらなおさら、他の栄養ドリンクと並んでいただけでは誤解を招くと思うのですが。

 しかも…。

ホップ研究所2


 色はうっすいファンタオレンジ。
 香りは薄めたファンタオレンジ。
 味は…気の抜けたファンタオレンジ。
何故?
 どうせならビール味にしておいてくれれば毎日無理なく飲めるのに(^_^;)


〈サッポロ飲料 ホップ研究所〉
内容量:100ml
原材料:果糖ぶどう糖液糖、ホップエキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)