中華まん外伝・ブタマンマン ブタマン味ポテトチップス | コン美味食文化論

コン美味食文化論

いけずな京女が、コンビニエンスに現代ニッポンの食文化を探求中。食のクロスロードを縦横無尽に放浪してます。


ブタマンポテトチップス1


 日本人の「中華まん」好きは、ついに中華まんをスナックにしてしまった!

 その名も「ブタマン味ポテトチップス」。

 「こんなうまいのはなんでやねん」
 とつぶやくのは、なぜかDJをやっている“おいしいパワーの宇宙人”ブタマンマン。
 しかもこのブタマンマン、ビッグ錠氏のキャラクターじゃん!
 ちなみにビッグ錠氏は、「釘師サブやん」「包丁人味平」等々の名作を生み出した漫画界の大御所です。
 しかもしかも、パッケージの裏を見てみれば


 「ビッグ錠書き下ろしのブタマンマンの漫画 がPC、携帯で読める!」
 「ブタマンマンビーズクッションプレゼント」(さして欲しくはないけど…)
 「ブタマンマンソングCD発売決定!!」
 
 ナニワの誇り「ブタマン」への愛を、イケてるジャズマン “MCカンカン” が歌い、巨匠 “ビッグ錠” が漫画に託す!!

 
 ということらしいのですが、いつの間にこんなプロジェクトが進行してたんだ…?

 しかしそれよりも根本的に「ブタマン味」のポテトチップスってなんでやねん!
 あっそうそう今さら蛇足ですが、スタンダードな中華まんを関西では「豚まん」、関東では「肉まん」と呼ぶことはもちろん皆さんご存知ですよね。
 「ナニワの誇り」やったとは知らんかったけど。
 メーカーは「山芳製菓」。
 「わさビーフ」というスナックの、と言えばお心当たりの人もいるのでは。
 東京都板橋区に本社を置くスナック菓子のメーカーで、ポテトチップスは変り種と呼ばれる味に力を入れています。
 これまでに発売された商品は「ほたてバター味」「納豆味」「イカスミ味」「タン塩レモン風味」など。
 そしてついにブタマン味か…。
 さすがのカルビーも思いつかなかったのか、今ごろ悔しがってたりしてね?
 


ブタマンポテトチップス2



 とにかく食べてみませう。
 ♪豚まんのようで豚まんでない ベンベン

♪ポテチのようでポテトでない ベンベン
 ♪それは何かと尋ねたら
 …「ブタマン味ポテトチップス」って、そのまんまやんか!
 しかしほかに表現しようのない味です。
 悪いけどインパクトに欠けると言いますか、ちょっと私好みではありませんでした。
 残念ながら豚まんの代わりにはならないようです。


〈山芳製菓 ブタマンマン ブタマン味ポテトチップス〉
内容量:55g
原材料:馬鈴薯(遺伝子組換えでない)、植物油脂(パーム油、米油)、砂糖、粉末醤油、食塩、ポークパウダー、オニオンパウダー、粉末ごま油、ジンジャーパウダー、ガーリックパウダー、デキストリン、ホワイトペッパー、調味料(アミノ酸等)、香料、カラメル色素、甘味料(ステビア)、香辛料抽出物、(原料の一部に小麦、乳、鶏を含む)