今回のネタはニュージーランド産のスリラーコメディ映画「ブラックシープ」を用意してみました。食わず嫌いの人もいるでしょうが、これは白井一成が選んだ逸品ですよ?

突然……わっ!

とかいいませんから(笑)。いつものことですが、ネタバレも含みつつなのでそんなに怖くないですよ。リラックス、リラックス。

良い弟と悪い兄。そして羊はメェ~

舞台は15年前のニュージーランドから始まる。ヘンリーは牧場で働く父の手伝いをしていた。彼は大人になったら父の経営する牧場を継ぐ意思を持っていたが、彼とは正反対の性格で極悪非道な兄・アンガスは、ヘンリーのことを苦々しく思っていた。

ある日、アンガスは羊の皮をかぶってヘンリーを脅かしていた。そこに父が事故死してしまったことを告げられる。兄の嫌がらせと父の死は彼にとって大きなトラウマとなり、さらに羊恐怖症になってしまった。

トラウマを抱えたまま大人になって

大人になったヘンリーは、牧場の経営権を兄に譲渡するため、故郷に戻った。今でも羊たちを恐れている彼は、契約を済ませたらすぐに引き返す予定だったが、家政婦を続けていたマック夫人や友人のタッカーとの再会を喜んだ。

一方、牧場にはアンガスが進めている秘密の研究を暴くため、動物愛護運動家のエクスペリエンスとグラントの2人が忍び込んでいた。そこで見つけたのはガラスのケースに入った子羊の標本。グラントがケースを割ってしまったところ、子羊はまだ生きていて彼を噛んだ。子羊はさらに牧場にいる羊たちにも噛みついた

羊、羊、羊が来る…ッ!

この日アンガスは、投資家たちを集めて、実験で生み出した羊をお披露目する予定だった。時を同じくして、ヘンリーは、タッカーの車に牧羊犬と一緒に乗って移動していた。すると噛まれた跡がある羊を発見。そこにエクスペリエンスが現れタッカーが持っていた銃を奪った。グラントを探せと脅された2人は協力することに。グラントを探しにいく途中で、何者かに襲われたと見られる農夫の死体を発見

その直後、血に飢えた羊たちが

3人に襲いかかってきた!

 

ここで? そう、ここで次回に続きます。羊が怖いって着眼点がニュージーランドっぽいですね。イメージしやすいのがポイント。小難しくせずにダイナミックにということなんでしょうかね。とにかく次回は「怖い」の連続なので覚悟しておいてください。ヘンリーと同じトラウマを抱えることになるかも…。ステイホームで映画を楽しみましょう